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『るろうに剣心』の続編「北海道編」がかなり面白い

 『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編―』の1巻を読んだ。なかなか面白かった。

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 週刊少年ジャンプで連載され人気を博したマンガ『るろうに剣心』。近年では佐藤健主演で実写映画化されたのが記憶に新しい。

 2017年にジャンプスクエアで連載開始された北海道編は、剣心たちのその後を描く直系の続編となる。以前から作者が構想していたストーリーとのこと。その序章となる「明日郎 前科アリ」は現在ジャンプ+で無料公開中。

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 こういった大人気作品の続編は、得てして賛否両論になりがち。ファンの思い出補正や作者の作風の変化などの理由があるのだろう。あまりにもひどい場合、黒歴史扱いすらされかねない。

 その点本作はかなりの度合いで読者が求めている要素を満たしているのではないだろうか。

 エンタメ重視のわかりやすいストーリー。魅力的なキャラクターの人格や造形。ケレン味たっぷりの戦闘シーン。などなど、往年のるろうに剣心らしさが随所ににじみ出ている。もちろん経年による作風の変化はあるが、オリジナルの完成度にキズをつけるような安易さは感じられない。


 るろうに剣心の面白さのキモの一つは、とにかく強い剣心が敵を倒す、というわかりやすさにあると思うのだが、度重なる飛天御剣流のダメージが体を蝕んでいるという設定になっており、それが今後どう転がっていくのかが見どころになるだろう。

 ストーリーの軸は薫の父を探すこと。志々雄真という巨悪と戦う京都編や、剣心の過去の因縁が描かれる人誅編と比べると、物語の動機としては若干弱い。新たな敵である「剣客兵器」との戦いがどう盛り上がるかに期待が高まる。

 新キャラとして明日郎ら3人の若者が主要人物になった。彼らの成長もストーリーのカギになるのだろう。そして彼らを守る剣心の戦いなどもありそう。


 と、1巻からして今後の展開が気になる要素が満載。さすがベテラン漫画家は違う。

 そしてさらに、かつての人気キャラ達の再登場も控えているわけで、こりゃー見逃せない。石動雷十太先生は出ないかな。さすがに出ないか。