事態の流れ
- 2018年9月27日0:00、新キャラ「ノル」が出現するフェスガチャが開始(告知は前日の19時)
明日0:00より新キャラ ”古の七勇者”「ノル」登場!特別なガチャが開催予定です! お楽しみに! #アークR pic.twitter.com/w9uSZZEBBc
— 【公式】アークザラッド R (@arcthelad_r) 2018年9月26日
- ガチャの内容が批判を受けてTwitterなどでプチ炎上
- 批判点1:ノルのレア度が★5限定であり「全てのキャラクターに★3、★4、★5がある」というアプリ配信前のインタビューでの発言*1と矛盾していたこと。従来どおり★3、★4が含まれていると勘違いしてガチャを回した人が多かった。
- 批判点2:他キャラの★5と同じ出現率であるにも関わらず「★5限定キャラクターである「ノル」が入手しやすくなっております。」という告知がゲームニュースサイト向けの発表文*2などでなされたこと。ノルが出現しやすいいわゆる「ピックアップガチャ」と勘違いした人もいた模様。
- 批判点3:同時に追加された有料の「おまけ付きガチャ」の仕様が、確率的にこのガチャでないとほぼ入手不可能な期間限定装備と付随していたこと。これまでの運営の方針と大きく異なる課金プレイヤー優遇の仕様と言える。
- 運営は批判を受けて、事態の説明と今後の改善予定、および精霊石の配布(いわゆる「詫び石」)を発表。*3
- プレイヤーの批判はある程度収まったが、今後実装予定であるノルの★3、★4の存在を事前に告知していなかったこと、いまだにガチャを続けていることなどに対して炎上がくすぶっている
個人的所感
と、いきなり事実関係の箇条書きをしてみたが、『アークザラッドR』のフェスガチャでプレイヤー界隈のネットがざわついている。
その原因を更に噛み砕いて言えば、「新キャラ追加ガチャなのに新キャラが出にくくて激おこ」「なのにまるで新キャラ出やすいみたいな告知がされててマジ卍」「限定アイテムが課金優遇仕様なのもMK5」という感じ。そろそろマジ卍も死語なのかなぁ。
自分はそもそも今回のフェスガチャを一回も回していなかった。明らかに出現率が低いのをわかっていたし、キャラの性能は優秀だが必須レベルではないと判断したので。なので結果的には詫び石を貰えただけで、むしろ得しかしていない。
しかしそれとは全然別の問題として、今回の騒動に対して怒り狂ったり、逆にその後の運営の対応に対して手のひら返しのようなコメントをしているSNS上の声などを見聞きしたことで、なんだか気が滅入ってきている。
こういったガチャがあるタイプのスマホゲーを本格的にプレイするのは初めてなので、炎上的な激しい言葉に慣れていない、ということもある。
そんな激しい言葉なんか最初から見なければいいんだけれども、公式アカウントのツイートを見ようとするとリプライ欄が目に入ってしまうし、有益な攻略情報を得ようとすると必然的に掲示板などを見ざるを得ない。
運営の対応に喜んでいる人も、あるいは怒りまくっているように見える人達でさえ、その激しい言葉を使うことそのものに酔いしれているように見える。ゲームそのものよりも、「運営」に対する(極めて一方的な)コミュニケーションこそがメインコンテンツであるかのように。
なんだかくたびれてしまったので、とあるスーファミの名作のプレイ生配信を見てみた。そこには激しく感情的な言葉などは無く、ゲームに対する賞賛のコメントが溢れていた。ちょっとウルっと来たし、エンディングでは鳥肌が立った。
おそらく自分はガチャ有りスマホゲーに向いていないんだろうなー、と思う。でもアークザラッドRはゲームとして面白い部分があるのでなるべくなら続けていきたい。どのように付き合うべきか模索中である。うーん。