去年までプラチナの万年筆「プレピー」を日記を書くのに使っていた。
プラチナ万年筆 万年筆 プレピー 0.2mm ブラック PSQ-400#1
- 出版社/メーカー: プラチナ万年筆
- メディア: オフィス用品
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今年は「マイブック」という文庫本型の手帳に日記をつけ始めたんだけど、紙が薄くてにじんでしまうのでボールペン(ジェットストリーム)に切り替えた。
- 作者: 大貫卓也
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2018/09/28
- メディア: 文庫
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で、先日3ヶ月ぶりにくらいにプレピーを使ってみたところインクの出が悪くなっていた。どうやら使わなさすぎてインクが固まってしまったらしい。
ネットで解決法を調べたら「ペン先を一晩水に漬けてインクを溶かすべし」と書かれていたのでさっそく試してみたところ無事復活。以前と同じ書き味に戻ってくれた。よかったよかった。
という一連のことが終わってからブログを見返して気づいたんだけど、実は以前も一度ペン先水漬けをしたことがあったのを完全に忘れていた。一瞬自分の記憶力が不安になったけど、6年も前のことだからそりゃ忘れるよねっていう。
今回のようにメンテナンスが必要だったり、インクの減りが速かったりと、どうしても手間がかかる万年筆。
しかし筆圧をかけずに書ける快適さとペン先の滑らかな動きを一度味わってしまうと、ボールペンでは満足できない体になってしまう。
自分はもともと字が汚く、手書きするのが嫌いだったのだが、万年筆のおかげで文字を書くのがけっこう好きになった。
以来、筆圧の弱い子供には鉛筆よりも万年筆を使わせたほうがいいんじゃないか、と考えているが実際どうなのかはわからない。
そんなわけで今後も万年筆推しでいきたい。誰に対して、というわけでもないけれど。いつかは高級万年筆を手にする日を夢見て。