Steamで「圧倒的に好評」のゲームを遊ぶことが幸福への一番の近道である、と、私の亡くなった師匠もおっしゃっていました。嘘です。僕が今考えました。
あらゆるユーザーレビューがそうであるように、Steamのレビューもまた、信用できる面と信用できない面がある。
基本的にSteamレビューの信頼度は高い。「圧倒的に好評」がついているゲームは大体全部面白い。
ただしゲームには人によって好みがあるので、誰もが楽しめるわけではないだろう。例えば自分の苦手なゴア系やホラー系が結構な割合で上位に来ている。
また、ギャグ系のゲームは言語依存度が高く、たとえ日本語訳が付いていたとしても、日本人には楽しみにくいものが少なくない。
超大作とかSSSと呼ばれるような規模のタイトルに「圧倒的に好評」がつくことは極めて稀。レビュアーの数が増えるほど否定的な意見の絶対数が増えるからではないかと思われる。
一方で、レビューの数が少ないゲームも「圧倒的に好評」にはならないアルゴリズムになっている模様。マイナーなゲームをディグしたいときもユーザーレビューは参考にしにくい。
全体の傾向としては刺さる人には刺さるそこそこメジャーなゲームが「圧倒的に好評」になっていることが多い。万人向けのゲームをやりたいならいわゆる大作を遊んだほうが手っ取り早い面もある。
とはいえ無難なラインナップが並ぶトップ画面でゲームを探すより、ユーザーレビューを基準に見ていったほうがいいゲームに巡り会える確率は体感で高い。
トップページ右上の検索ボックスを空欄で決定し、次のページで「並び替え」のセレクトボックスを「ユーザーレビュー」にすれば、レビューが高い順でゲームが表示される。そこでゲームを探すと良い。そして積みゲーを積み上げていくと良い。