rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

『Hot Soup Processor』でじゃんけんゲームを制作中

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 突然ですが最近ゲームを作っています。びっくりしました。え、何が? って? ゲームづくりですよ。ゲーム作るのがこんなに楽しいなんて。

 というのも、先日書いたとおり軽い気持ちでゲームプログラミングソフトおよびプログラミング言語である『Hot Soup Processor』に触り始めたんだけど、予想よりも思い通りにゲームを作れることに気づき、そしたら1本のゲームのアイディアが浮かんでしまい、それを実現するためにこの1週間ほどプログラミングにかかりきりだった。

hsp.tv

rhbiyori.hatenadiary.jp



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 まぁ1本のゲームといってもプレイ時間は多分5分くらいだし、テキストと画像をそのまま出すだけな感じだし、その画像素材も「いらすとや」さんだしで、極めて小規模なものなんだけど、それでも思いついたゲームを形にするのがこれほど早く出来るとは、自分でも想像していなかったのでビックリ。

 内容はじゃんけんをするゲーム。運ではなくちゃんと攻略法がある。6ステージクリアすると全クリア。

 ビジュアル周りは大体出来上がったので、BGMづくりに着手している。それが終わるか、あるいは曲作りに挫折したら公開する予定。



 言語としてのHSPは本当にシンプルでわかりやすい。自分のように、昔学校の授業でC言語とかを勉強したけどとにかく決まりごとが多くて面倒だった、という人にはピッタリだと思う。

 一年くらい前にJava Scriptの入門サイトに一通りチャレンジしたこともあるんだけど、それよりも全然簡単。スクリプトエディタをインストールすれば即開発環境が出来上がるのも素晴らしい。

 「goto」命令の仕様が今まで学んだ言語とは違って独特で、自分のような素人目でもgotoを多用したらプログラムの流れがグチャグチャになりそうだと感じたので、なるべくgotoに頼らず書いてたんだけど、button命令のパラメーターにgotoかgosubしか使えない仕様だったのでそこはちょっと苦労したところ。初心者にとっては「何行目に移動します」っていう命令は直感的でわかりやすいんだけども。



 初めてゲームを作って感じたこと。難易度調整が難しい。っていうか無理。作り手である自分は当然あらゆる情報を知った上でプレイすることとなるので、どれぐらいの難易度が適切かがさっぱりわからない。テストプレイの大切さを身に沁みて知った。

 どうしようもないので某hellTakerに習って全ステージをスキップ可能にするという形で難易度調整した。ヒント機能もそのゲームのアイディアを頂いている。

 あと、細かい部分を調整していると永久に終わらないんじゃないかという錯覚を覚える。今回のようなスーパー小規模のものでもそうなるんだから、市販のゲームを作る上での苦労がどれほどのものかなんて、想像も及ばない。

 画面がコマンドウィンドウっぽくなってるのは、開発に疲れたらスマホのドラクエ5をプレイして息抜きしていたから。ステージ制なのとライフバー表示は格闘ゲームの影響だろう。めっちゃ影響受けるやん。



 もし次にゲームを作るなら、もっと簡単に公開できる環境を選びたいなぁ、なんてことと思っているが、とりあえずそういうことは今作っているのが完成したらにしよう。そうしよう。

HSPでつくる! はじめてのプログラミング HSP3.5+3Dish入門