rh日和(仮)

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グラブル日記ランク256 「炎の柱」についての一人語り マグナ編成で必須級なのに使い所が少ない微妙な立ち位置

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 『グランブルーファンタジー』の光マグナ編成の話。渾身中+技巧大という優秀なスキル構成と、その異様なまでのドロップ率の低さで一世を風靡した(?)レガリア武器(マグナ2武器)の「光の柱」。自分は以前ドロップUPキャンペーン中に掘ったおかげもあって4凸3本と無凸1本まで集まっている。現状の理想所持本数は4凸4本なのであとちょっと。ここからが長そうな気もする。

 しかし実を言うと今のところ炎の柱を使ったことはあまり無かったりする。ほとんど無い、と言ってもいいかもしれない。

 もちろん炎の柱は短期戦におけるマグナ編成の理想武器なのは間違いない。なので持っていて絶対に損はない。いつ必要になるかわからないので。

 ただ少なくとも自分は、炎の柱の短期戦以外での使い所が見つかっていない。しかもその短期戦の機会もそれほど多くない。

肉集め

 具体的に短期戦とはどんなシチュエーションかと考えて最初に出てくるのが古戦場の肉集め

 肉集めを1ターンで終えるなら炎の柱は高い確率で理想の武器となりうる。何かしらの要因で環境が大きく変わらない限り。

 ただ例えば「片面黄龍クリュサオル5チェイン」のような編成を組む場合は炎の柱が4凸4本必要になる。交換である程度貰えるとはいえ、あのドロップ率の低いアレを16本集めるのがどこまで現実的と言えるだろうか。

 そこまで光にリソースを割くよりも、長期戦でも使えるシュヴァリエソード・マグナ、通称シュヴァ剣編成で妥協しようと考えるのも十分合理的だと思う。3本集めた人間が言ってもあまり説得力はないかもしれないが。

 さらに(光マグナで行ける可能性はやや低いと見ているが)仮に統べ十天衆などを入れた「両面黄龍奥義編成」が可能だった場合、確定技巧編成を組めなくなるので炎の柱のメリットが無くなってしまう。

 このように、肉集めのような1ターンの超短期戦でも炎の柱の採用は絶対確実とは言えない

レスラーツープラトン編成

 次に考えられる短期戦といえばレスラーのツープラトン編成。こちらも理論上は炎の柱を入れた編成が理想となる。ネハンやリミジャンヌを入れてアバターHLやフェディエルHLで貢献度稼ぎをしたいなら炎の柱はあったほうがいい。

 ただそのためだけに炎の柱を集めたいかと言うとこれまた微妙になってしまう。シュヴァマグ石×ルシフェル石のシュヴァ剣編成でもそれなりに火力が出るのでそちらで妥協したくなる。

 さっきから「シュヴァ剣でもいい」と言っているが、そもそもこのシュヴァ剣を集めるのも初心者にとってはかなり時間がかかる。さらにマグナ編成を突き詰めていくと今度はアーカルムサンドボックス(砂箱)でEXスキルつきのシュヴァ剣を掘りたくなってくるので、結局炎の柱を集める時間を捻出しにくかったりする。

マスカレード編成

 もうちょっと長めの短期戦となるとつよバハ救援などで使えるマスカレード編成があるが、このあたりになってくると炎の柱編成のHPの低さと渾身依存度の高さがネックになってくる。

 特にネハンを採用する場合、アビリティで最大HPを削られると想定稼働ターンである4~5ターンの間持ちこたえるにはシュヴァ剣編成でないとかなり厳しい。仮に持ちこたえられたとしてもHPが削られて火力が落ちてしまっては本末転倒。

 ただこの辺はキャラクターによっても変わってくる部分であり、具体的には浴衣ザルハメリナで耐久力を補う場合は炎の柱編成の運用も可能なのかもしれない。持っていないのでわからないけれども。

フルオート編成

 フルオートの場合は完全にシュヴァ剣編成に分があると言っていいかもしれない。上限を上げる手段が少ない光マグナ編成においてシュヴァ剣編成はコスモス剣で上限を上げることが出来、各種バフ・デバフをフル使用できるフルオート編成においては単純に火力面で炎の柱編成が劣る場面が多いからだ。

 HPに関してもおおむね「片面シュヴァマグ石シュヴァ剣編成」>「両面シュヴァマグ石炎の柱編成」になるので安定性もシュヴァ剣編成のほうが上になる。日課で周回したいセレスト・マグナHLやアバターHLあたりは結構こちらのHPを削ってくるので渾身との相性が悪いのもポイント。

 例えばリミジャンヌの3アビ使用中のような限定的な状況においては炎の柱編成が上回ることがあるが、そのためだけにシュヴァ剣の安定性を捨てるべきかは微妙。

炎の柱がこの先生きのこるには

 なぜ炎の柱がこのような微妙な立ち位置なのか。理由はいくつか考えられる。

 まずはなんといってもシュヴァ剣が強すぎること。これが最大の理由。実装後から現在に至るまでマグナ編成の最前線に居座り続ける武器。格が違う。呪いの武器と呼ばれるだけのことはある。その証拠に全く同スキルのラストストームハープは風マグナ編成でほぼ抜けることがない。風にはシュヴァ剣が無いから。

 あるいは確定クリティカル編成を組むことの恩恵の少なさもある。水のワムデュスナイダリアのような武器が光に追加されれば炎の柱の地位は大きく向上するだろう。先日最終上限解放されたクビラがおそらく光属性キャラ初の会心バフを得たので、なんだかんだでいつも古戦場のように「やっぱクビラ強かったじゃん」となる可能性も十分ある。あるいは他にバレンタイングリームニルのような多段攻撃キャラが光に追加されるればクリ確優位の時代が光にも来るかもしれない。

 上限を上げる手段の少なさに関しては他に強力な槍が追加されればコスモス槍の採用が視野に入ってくるが、それよりも今流行りの与ダメージアップ武器の追加を期待するほうがいいような気がする。単なる与ダメージアップだとシュヴァ剣も恩恵を受けるので「クリティカル時与ダメージアップ」の登場が待たれる。

 このあたりの問題は運営も把握しているはず、というかしていて欲しいので、ぜひ環境をシュヴァ剣ほぼ一強の時代を変えるような調整・アップデートに期待したい。直近でエニアドシリーズのドロップ武器やアーカルムサンドボックスなどで多数の新武器が追加予定なので楽しみに待ちたい。