引き続きギルティギアとコラボしている『D4DJ Groovy Mix』をプレイしている。「Smell of the Game』の最高難易度に挑戦していたがさすがに音ゲー素人には厳しそうなので一旦休憩。あ、あと前回「リズムゲームはパラッパラッパーくらいしかやってない」って書いたけどよく思い出したらシアトリズムのFFとドラクエを両方プレイしていた。そんなにやりこんだわけじゃないけど。
タッチパネルの操作はリズムゲームと相性がいいなと改めて感じている。画面をパタパタ叩いたりスライドしているだけでも楽しい。そういえばアーケードのリズムゲームも、ゲーセンで通りすがりに見た知識だけしかないけれど、どちらかというとタッチ操作が主流になっているように見受けられる。
格闘ゲーム好きとしてはこの操作性を格ゲーにも持ち込めないか、などと考えてしまう。
アクション性が高く操作性がシビアな格闘ゲームはスマホでの操作に向いていないとされている。実際iOSで配信されている『ストリートファイター4』はあらゆるコマンド入力をタッチ操作でやらせようとしているため、絶望的に操作が難しい。真空波動コマンドとか完全に無理ゲー。実質的にBluetoothコントローラーが必須となっている。
タッチ操作の最大の問題点はキャラクターの移動がやりにくい点。しかしそれはヒットボックス(レバーレス)コントローラーと同じ方式を採用すれば解決できるんじゃないか。
上下左右の4方向の入力、すなわちキャラクターの左右移動、しゃがみ、ジャンプの操作を4つのボタンに割り振る。例えば前ジャンプする場合は前+ジャンプボタンの同時押し、といった具合。PCゲームにおけるキーボードのWASD操作にも近い。
現今のスマホゲームはキャラクターの移動に仮想パッドによるスライド操作を採用しているものがほとんど。おそらくスマホなどのデバイスを両手で持って操作することを想定しているのだろうが、アナログスティックのような「遊び」がある操作性は特に2Dのゲームとの相性が悪いと感じる。
ボタン移動方式はほぼデバイスを机などに置いて操作する前提になるが、ある程度操作しにくさが軽減されるのではないか。なにしろヒットボックスという前例があるわけだし。
小画面のスマホだとスペース的に4ボタンは厳しいかもしれないが、そこはオプションで仮想パッド移動とボタン移動を切り替えられるようにすればいい。手持ち操作にも対応できる。
左手で移動4ボタン、右手で攻撃4ボタン、という配置だと操作もしやすいし見栄えも良さそう。
コマンド入力が難しいという問題も、それそのものを廃止すれば解決できる問題。家庭用でも『グランブルーファンタジー』など「方向入力+必殺技ボタン」で必殺技が出せる格闘ゲームは存在する。
なんてことを考えてみたが、今のところボタン移動のスマホゲームがほとんど作られていないということは、自分か思いつかない何かしらのデメリットがあるのだろう。
そもそも昨今の若者はタッチ操作でゲームすることに慣れきっているらしいし、操作しにくいと感じること自体がオッサンの発想なのかもしれない。もっとスマホゲームやるか……。