キーボードの買い替えを検討している。
今使っているのがアーキスレトロタッチのフルサイズ赤軸。赤軸の打鍵感に概ね満足しており、不満なのはデカいせいで飼い猫の妨害に会いやすいことくらい。ブラウジング中にF11を押して全画面化するのは止めて欲しい。
そこから買い替えるにはさらなる満足感が得られるものであって欲しい。
現状に機能的に不満がないのであれば、あとは精神的な満足、見た目、所有欲の満たし、を目指すしかない。
それらを叶えられそうなのは結局HHKBくらいしかない。昔使っていたHHKB Lite2を引っ張り出して使ってみているが、このちょうど手に収まるサイズ感と、必要をギリギリ満たすキー数がやはり絶妙。メンブレンなので固さは絶望的だが。
ギリギリ満たす、と言いつつHHKBにはDeleteキーが無く、ブログを書いている自分にとっては結構辛かったりする。右側の文字を消したいときはシフトキーと右キーで選択肢BackSpaceで消している。HHKB Lite2はFnキーが押しにくいので。
BluetoothモデルであればiPadでも使えるし、今後もBluetooth搭載のデバイスであれば何でも使えるのは安心感が大きい。乾電池式なのでバッテリーのヘタリも気にならないし。
しかし3万6000円に見合った性能かというと疑問符が残る。2万弱のキーボードが2台買えてしまう。あるいは安いパソコンも視野に入る。
次点で気になるのがKeychron。機能面での充実っぷりはトップクラス。同じ程度に多機能なメーカーは他にもあるが、日本国内の代理店があるのがKeychronの強み。技適が通っているモデルは無線での使用も安心。
しかしHHKBに最も近い配列のK6は国内展開していない。それ以外の確実な購入手段はおそらく海外公式サイトからの取り寄せになると思う。今現在(2022年8月)Amazonで取り扱っている業者は評価が低いので注意。日本語配列のモデルが少ないのも難点。英語配列でもいいっちゃいいんだけど。
K6の次に小さいのがK2。こちらは国内の家電量販店でも取り扱っているほど良好な流通状況。
でもこれでもちょっとサイズが大きいなと感じる。同じくらいのサイズのキーボードを店でチェックしたら思ったほどデカさは無かったが、己の中の「ミニマル」を求める心が物足りなさを訴える。
K2の日本語配列は、カーソルキーが横並びについているというどう見ても非実用的な配列。そんなキツキツの配列にも関わらずバックライト調節用のキーはどのモデルにも必ず1つ用意されていたりする。謎のこだわり。
他にも気になるモデルはあるにはあったが「末永く安心して使える」「所有欲を満たせる」などの要素を加味するとこの2つのメーカーに絞られた。NuPhyの新モデルHalo65もかなり気になる。日本展開をがんばってほしい。
はたしてキーボードを買い替えるのか。未来の自分次第。この記事はHHKB Lite2で書いたけど、大変指が疲れました。