PS4版『オーバーウォッチ2』の話。
エイムの設定項目に「エイム・イーズイン」がある。
ネットの情報によるとデッドゾーン(右スティック中心付近の操作を受け付けない領域)の設定であると書かれていることが多かった。
コントローラーの調子が悪くて勝手に入力されてしまう人のための設定なのかな、と思い、0%のまま特にいじらなかった。
しかし今日なんとなくエイム・イーズインをいじってみたところ、どうもこれはデッドゾーンの設定ではない様子。
試しにエイム・イーズインを100%にして右スティックをほんの少しだけ傾けてみて欲しい。ものすごくゆっくりカメラが動くと思う。これは明らかにデッドゾーンとは異なる。
イーズイン(ease in)を日本語にすると「~をやわらげる」というような意味になる。なのでおそらくエイム・イーズインは「スティックを傾け始めた時の感度を下げることで、エイム感度増加をやわらげる」という意味なのではないかと思われる。多分。
そのため実質的にエイム・イーズインの数値を上げるとエイム感度の最低速度を下げることができる。もしかするとこれはめちゃくちゃ大事な設定項目かもしれない。
自分は現在サポート専門でプレイしているが、バティストでトラッキングエイム(追いエイム)の練習(カスタムゲーム「ハバナエイム」の横移動するbotで練習)をしていた際、カメラの最低速度が速すぎて敵を追い越してしまうことが多くて困っていた。
だからといって他の項目を変えると別のキャラで困る。キャラごとに感度を変えて適応できる自身もない。水平感度を下げてしまうと振り向きが遅くなってしまうし。
そこでエイム・イーズインを10%程度にしたところ、明らかにトラッキングエイムがやりやすくなった。実戦で当たるかどうかはしばらく試してみないとわからないけれども。
やはりネットの情報を鵜呑みにするのはよろしくない。なんでも自分で試してみるのが大事だと改めて実感した。