ルービックキューブを揃えられるようになったことで
— rh (@rhbiyori) 2024年7月15日
「ルービックキューブを揃えられる人は毎回バラバラにするのがめんどくさいと感じている」
という知見を得た
本棚を整理していたら、そこに置いてあったルービックキューブが目に入り、なんとなく今なら揃えられる気がしたので、2日ほど挑戦したら、揃えることに成功。
まだ雰囲気でやっている部分が少しだけあるにはあるが、時間さえかければ毎回確実に揃えられるようになった。
以下、ルービックキューブのネタバレがあるので注意してください。「ルービックキューブのネタバレ」という文章を生まれて初めて見た。
最初にこのルービックキューブを買ったのはいつだろう。こういう時に日記を書いていると便利。というわけで調べてみたら2016年。8年前である。月日が流れるのは早い。↓は日記専用のサブブログ。
rhbiyori.hatenablog.com
当時は絵を描くことを「やってみて」いたのでイラスト付きである。ヘタすぎて見るに耐えない。
そこに書いた通り、「自力で揃えられたらIQ130相当」という出所不明のネット情報を「そんな単純な話とちゃうやろ」と疑いつつも、せっかくなら自力で解いてみよう、と挑戦し、そしてごくあっさりと挫折してしまったのだった。
実を言うと当時は精神的になにかと参っていて(文章にもその片鱗が見える)、ベッドに伏せている時間が長く、ベッドの上でできて集中して無になれるアクティビティはないものか、と考えていた際に、100円ショップのセリアでルービックキューブを見かけて手に取ったのだった。
だからあまり頭を使わずガチャガチャ回していた。ので、全然上達しなかったんだと思う。
今回は「どう回したらどの色がどこに動くか」を観察して記憶しながら解いていった。冷静に考えればそれが正攻法なのは明白なのだけれど、当時は難しいことを考えたくなかった。脳がそれを拒否していた。
厳密に言うと、「特定の回し方をすれば誰でも解ける」という情報だけはあらかじめ知っていたので、その「特定の回し方」を探すプレイスタイルになった。なのでノーヒントとは言えないかもしれない。
自分が編み出した解放は以下の通り
- 白面を1面揃える
- 黄面の4隅の「ポジション」を揃える
- 黄面の4隅の「向き」を揃える
- 赤面、緑面、橙面、青面の(白面を下に置いたときの)中段の右と左を全て揃える
- 黄面の上下左右4つの「向き」を揃えてから、「ポジション」を揃える
という流れ。いまだに正攻法を調べていないので、これがどういう解き方なのか、そもそも正攻法があるのかどうかもまだわかっていない。あえてその「わかっていない状態」を温存しておきたい気持ちがある。なんとなく。
なお、あまりに固いのでムキになって力を入れたら分解してしまったことがあり、せっかくなのでグリス(タミヤのセラグリス)を塗ったら格段に回しやすくなった。怪我の功名というかなんというか。
2024年現在は、セリアを初めとする100円ショップにはルービックキューブは売っていないらしい。特許は既に失効しているらしいので権利の問題ではなさそう。製造価格の高騰か、人気の陰りなのか。
これからはルービックキューブを自力で揃えた人として生きていける。だからどうということもないけれど、嫌なことがあった時に「でもこの人はルービックキューブを自力で揃えたことが無いだろうしな……」と優越感を得て苦しみをやりすごせるかもしれない。もしその人もルービックキューブを自力で揃えたことがあったらどうしよう。そんな心配もまたどうということもない。