『ストリートファイター6』。現在モダンテリーを練習中。最近はCPUレベル8を使って練習している。
以前は「CPUレベル8は超反応で反撃してくるので練習に使いにくい」と思っていたが、練習したい内容を意識して対戦すれば上達に役立つのではないかと感じ始めている。
むしろマスターに到達してもっとステップアップしたい人のスパーリングパートナーとして、CPUレベル8は最適かもしれない。もしそうなるように意図して調整したんだとしたら、スト6、スゴイ。
以下、自分がCPUレベル8で練習するうえで意識しているポイントをリストアップ。
- 地上戦。CPUレベル8はえげつない精度でこちらの通常技に対して差し返してくるので、空振りしないように技を振る練習になる。
- 防御。CPUレベル8の置き攻めは、かなりの精度で投げか打撃を重ねてくれるので、起き上がりのジャストパリィやバックステップの練習になる。
- ドライブラッシュ。CPUレベル8は、こちらのラッシュ(キャンセルではなくパリィドライブラッシュ)での攻めにはあまり対応してこない。ラッシュで攻める距離感覚を養える。
- 技の散らし方。CPUレベル8は、こちらがジャンプ、突進、飛び道具などスキが大きめの行動を連続で行うと超反応で対応してくるので、これらを連発せずに技を散らして使う意識づけができる。
- キャラによってCPUレベル8の強さは異なる。ルーク、リュウ、ケン、豪鬼などのいわゆる「道着キャラ」は地上技の振り方が上手いので練習しやすい。JPやダルシムといった遠距離キャラは立ち回りが強くないのであまり練習にならないかもしれない。
- CPUレベル8にも弱点がある。遠距離の飛び道具の対処が上手くない、特定の技に対応できない(テリーのクイックバーン等)など。それで勝っても練習にならないので封印して戦う。なのでダルシムなどの練習をCPU戦でするのはちょっと難しいかもしれない。
という感じ。加えてコンボ判断などの練習もしているが、これはCPUのレベルに関係なくできる。
もっと人間らしい動きをする相手と練習したいなら、新機能の「Vライバルマッチ」を使ったほうがいいかもしれない。ただVライバルマッチはやや動きが不安定な時がある。またAIの学習データが足りないためリリース直後の新キャラには非対応な模様。特定の内容に絞って練習したいのであればCPU戦の方が確実だと感じる。
ただしあくまでも相手はCPUであり、対人戦で最も重要な「相手の動きに対応する」という感覚を養うのはたとえCPUレベル8であっても難しい。あまりCPUで練習しすぎると変なクセがついてしまう可能性もある。バランスが大事。