2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧
※2011年8月4日、タイトルが扇動的すぎたので、変更津原泰水が自分のホームページ上のBBSにこんな書き込み。 爆弾かもね | aquapolis掲示板 新人作家に他ならない川上未映子さんが新潮新人賞の審査員になっていると知り、さすがにこれには、違和感をおぼえた…
どうすれば文章をかけるか、と考えている。以前から考えている。文章を書くためには、その大元となるアイデア、プロットのようなものが必要だ。それをどうやって作ればいいか。 そこで思い出すのは、歩く、ということ。小説や詩・詞を書く人、あるいは哲学者…
わかめわかめわかめ。わかめの呪い。さん年前からわかめだった。五年前にもわかめ。わかめしかない。その存在。その思考。その猶予に乾杯。完敗。 出来ることは何も無いし、わかめにも見捨てられた。わかめ。わかめ。わかめだけにはわかめられたのに。のに。
あらゆるものには因果、すなわち原因と結果があり、それらを見極めるべし、とすげえ昔にお釈迦様というエライ人が仰っていた、という話をかつて物の本で読んだ。それは俺が。 なるほどなぁ、と思ったが、お釈迦様のような偉大な方ならいざ知らず、一般ピープ…
訳もなく歩いていた。ほとんど漂っていたと言っていい。 あるいは僕はほとんど不定形だったのかもしれない。なにしろあたりは真っ暗だったし、自分の皮膚感覚もぼんやりとして曖昧だったから。 だから、流れていたと言った方が正確かもしれないし、本当は動…
僕なんかが子供だった頃は、なんとなく「個性」だとか「自分らしさ」だとか「オリジナリティ」みたいなものが大事、みたいな、そんな感じの風潮があったような気がしないでもない。 なぜこんなに言い方に自信が無いかといえば、誰か特定の個人がそんなような…
ある面において僕はアレをやりたかった。アレをしたかった。なぜなら、アレをすることが僕の社会的地位の安定につながるから。アレをしないことが僕の世間体を悪くするから。アレをしなければ、今までの友達と対等でいられないから。 しかしある面で、僕はア…
直感的には、「ルールだから」なんじゃないかと思う。 もし人間の蘇りが可能かつ用意であるなら、殺人の罪はせいぜい傷害プラスアルファ程度のものになるだろう。 つまり殺人の罪の重さは、ひとが死んだら生き返ることが出来ないという事情によってできた規…
カミュのペストを読んでいる。 追い詰められた人間、を書くのは誰にでもできる。山田悠介でも出来る。というか、小説の登場人物はそのストーリー中で九分九厘追い詰められる。それは神話の時代からの「お約束」であるらしい。 じゃあカミュがすごいのはなぜ…