iBUFFALO iPodtouch専用3Hハードケース『BSIP4TCHCR』レビュー

iPod touchを買った

　先日MacBook Airを買ったばかりだが、今日iPod touch32GBホワイトを買ってしまった。新品で。
　正直に申し上げますと、物欲に負けました。はい。すいません。何に対して謝っているのかわからないけど。
　単なる物欲だけでなく、Macを使っているうちに「MacとiPod touchを連携させたらすげぇことになるんじゃねぇの？」と思ってしまったのが理由として大きい。そして実際に大変なことになっている。色々と。
　しかしiPod touchのレビューなどネット上に無数にあると思うので、今回は電気屋で適当に選んで買ったケース『BSIP4TCHCR』のレビューでもしようかと思う。

このケースを買った理由

　自分がこれを買って理由は「なるべくカバーは付けたくない、でも全面丸出しは気が引ける。だからクリアタイプで一番安いやつを買おう」という極めて消極的なもの。なんといういさぎの悪さ。ジョブズが草葉の陰で泣いている。
　おまけに保護シートが光沢・非光沢が一枚ずつ、計二枚入っているというのも決め手になった。あ、お得じゃん、と。またしても例の貧乏性である。
　店頭で見て即買ったので、帰り道で「バッファロー　iPod touch　ハードケース」で検索してみたところ、出てきたページのレビューでボロクソに叩かれているのを見て一瞬青ざめた。あ、ハズレを引いたか、と。
　しかし安物だからいいか、と割りきり、家に帰って使ってみたところ、思っていたより悪くなかった。
　どうやらボロクソに叩かれていたのは以前の製品で、今回買ったのは新製品のようだ。よかったよかった。

液晶シート

　まず液晶シートの出来だが、今までPSP、3DSなどに貼ってきたシートと比べてもそれほど悪くない。むしろ至って普通。自分は液晶シートを貼るとき、いわゆる水貼り（薄い石鹸水でシートと液晶表面を濡らして貼り、不織布シートなどで擦って水分を追い出す）という、あまり電子機器に優しくない貼り方をしているのだが、今回のシートもこのやり方が通用した。
　iPod touchにとって重要なすべりやすさ、対指紋性も、特に不満を感じなかった。あくまで主観だが。ちなみに貼ったのは光沢タイプ。反射に関しては、明日晴れたら日光の下に出て試してみようと思う。こんな時、「明日の天気は曇りだな」とすぐに調べられるのがtouchのいいところ。

ケース

　で、肝心のケース。旧製品は「ケースが少々大きく、がたついてキズがつくことさえある」という散々な評価だったが、新製品は全くそんなことはない。完全にピッタリ。外すのにちょっと苦労するくらいである。とにかくサイズに関しては全く問題無いということだけは書いておく。もちろん個体差がなければ、という前提だが。
　形に関しても結構自分の好みだったりする。上部の電源ボタン部分に関しては、もうちょい覆って欲しかったという感じがするが、左右対称、というデザイン的な観点から見れば全然ありだと思う。音量ボタン部分は全方向が覆われているタイプで、若干押しづらい気がする。もちろん強度的にはこちらのほうがいいのだろうが。特に気に入っているのがカメラ部分で、他メーカーのケースはカメラ周りが鍵穴のような変な形をしているものがあるが、これは丸を横に引き伸ばした形（楕円ではない）をしていて潔い。
　それから、このケースのウリは、「3Hの硬度を実現」していることらしいが、3Hの硬度とはどうやら「3Hの鉛筆でこすっても傷つきにくい」という意味らしい。なんだその微妙な売り文句は。
　しかし実際に、触った感じはわりと硬く、傷つかなさについては結構期待できそう。もちろんハードケースなので、落としたりなどの衝撃に対してはシリコン等より弱いだろうが、それは得意分野の違いというものであろう。自分はポケットからの出し入れしやすさなども考慮してハードケースを選んだ。
　ただひとつだけ使用上の問題が生じた。一回カバーを付けて数時間後に外すと、裏面のブラスト加工と思しき文字（32GBとか書いてある奴）がカバーに写っていたのである。オーマイガッ。
　しかしコレに関しては、電気屋においてあった他のケースのサンプルにも同様に文字が写ってしまっているものがあった。どちらかと言うとiPod touch側の問題であるようだ。あるいは「ケースなんか使うな」というアップルからの間接的メッセージなのかもしれない。自分はどうせ使い倒すつもりなのであまり気にしていない。