(字幕)
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(UTV IGNISION entertainment のロゴ)
(指パッチン)
(暗闇に佇むルシフェル)
話をしよう。あれは今から36万…いや、1万4千年前だったか。
まぁいい。
私にとってはつい昨日の出来事だが、君たちにとっては多分…明日の出来事だ。
彼には72通りの名前があるから、何て呼べばいいのか…。
確か、最初に会ったときは『イーノック』。
そう、あいつは最初から言うことを聞かなかった。私の言うとおりにしておけばな。
まあ、いい奴だったよ。
(トリビアの泉っぽいBGMと共に、El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON のタイトルロゴ)
(振り向くイーノック)
ルシフェル「そんな装備で大丈夫か?」
イーノック「大丈夫だ、問題ない。」
(兜を被り顔を上げるイーノック。不思議な模様が刻まれた白い手のひら型の建造物。軽く開かれたその中心に佇む二人。一見して人間の造ったものではないとわかる空間。)
(雲が広がる眼下へと身を投げるイーノック。数十メートルはあろう高さを軽々と着地する。奇妙な身なりの集団が襲い来る。襲いかかる集団が手にした武器・アーチで、背中・胸・右脛の鎧を砕かれるイーノック。防御のために顔前にかざした剣を砕かれアーチの刃が顔に触れる直前、時間が止まり、画面に「Continue」「Title Menu」の選択肢が。)
神は言っている――ここで死ぬ定めではないと。
(まるでテープの巻き戻しのように時間が逆行。再びタイトルロゴ*1 )
(振り向くイーノック*2 )
ルシフェル「そんな装備で大丈夫か?」
イーノック「一番いいのを頼む。」
(イーノックを包む光が白い幾何学的なフォルムの鎧に変化する)
(前回より身軽に飛び降りるイーノック。再び襲い来る集団を難なく捌く。剣を砕かれるも格闘で応戦。)
神は言っている――すべてを救えと。*3
(謎の空間を駆け抜け飛び越え走る。)
(たどり着いた漆黒の空間。光る地平線の向こうからやってきた、人の影が立ち上がったような物体(生物?)に囲まれる。)
(腰に手を当て携帯電話で通話中のルシフェルが振り向く。)
ルシフェル「やあ。私のサポートが心配なのか?」
(イーノックの耳元に瞬間移動)
ルシフェル「いいんじゃないかな。あいつもよくやってくれているしね。」
(再び影とイーノック)
(雨の中、透明なビニール傘を差し話しかけてくるルシフェル)
ルシフェル「いや、君の頼みは断れないよ。」
(再びアーチを持った敵と格闘*4 )
ルシフェル「――神は絶対だからね。」*5
(イーノック、超人的な体術で敵を圧倒、挑発。敵のアーチを蹴り上げキャッチ、侍が刀を抜くようなポーズで浄化する。アーチで複数の敵を切り刻むイーノック。*6 )
(イーノックの背後から話しかけるルシフェル*7 )
ルシフェル「イーノック。」
(ルシフェル、右手で垂直に掲げたアーチを、左手で下から撫でるように浄化しながら話す)
ルシフェル「人が持つ唯一絶対の力。それは自らの意志で進むべき道を選択することだ。」
(ルシフェルが足元から人型の影を呼び出す?囲まれるイーノック)
ルシフェル「お前は常に人にとっての最良の未来を想い、自由に選択していけ。」
(暗い空間、岩のような物体の合間を駆け抜けるイーノック。)
ルシフェル「さぁ、行こう。」
(イーノックが半透明な階段を登ると、線画のような顔が息を吹きかけてくる。)
(雷光をバックに、巨大な赤い目が幾つもついた異形の塔に下からパン。塔の先端から眩い光)
(アーチを片手に歩くイーノック)
(水しぶきを上げながらエゼキエルの元に駆け寄り、こちらを振り向く2体の使役獣。稲光が轟く)
エゼキエル「あぁ、イーノック。
私の可愛い子どもたちが悲しみに泣いています。
行きなさい、あなた達。オトートノカタキヲトルノデス!!」
(To Be Continued...)
(UTV IGNISION entertainment のロゴ)
(着信音、受話音)
ルシフェル「あぁ、やっぱり、今回も駄目だったよ。あいつは話を聞かないからな。
そうだな。次はこれを見ている奴にも、付き合ってもらうよ。」