ねんがんのiPod touchをてにいれたぞ!
ということで、せっかくだからiPod touch絡みで何か記事を書こうと考えていたものの、なかなか思いつかずにいたが、ようやく思いついたのが「iPod touchとiPod classicの音楽再生機能を比較」というテーマ。
Apple iPod touch 32GB White MD058J/A
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iPod touchかiPod classicか
現行のiPodシリーズの中から、音楽をよく聞くような、いわゆるヘビーリスナーがメインで使う機種を選ぶとしたら、おそらくiPod touchかiPod classicの二択になるだろう。大量の音楽をnanoやshuffleのみで聞くには、同期する曲をイチイチ入れ替えたりする必要があるため、余り現実的とはいえない。
「とにかく音楽を聞きたい」→「iPodを買おう」→「touchとclassicのどっちがいいのかわからない…」という人は結構いるはず。多分いると思う。いたらイイなーと思っている。
そんなわけで、iPod touchとclassicの両方を使ったことがある僕が、両機種の『音楽再生機能』のみに絞って比較してみたいと思う。音楽再生のみに限って言えば、iPod touchとiPhoneはほぼ同じ機能を持っているので、「iPod touch」の部分を「iPhone」と読み替えてもらっても問題ないハズ。
基本スペック
iPod classicの容量は現在160GB。一方iPod touchの方は64GB・32GB・8GB。どうしても64GB以上の容量が欲しいという場合はclassicを選ぶしかない。
重さはclassicが140g、touchが101gで結構違う。あとtouchのほうがかなり薄い。
classicはイヤホンジャックが上部、touchは下部に付いている。個人的には上のほうが好き。
音質に関してだが、個人的にはこの二機種の間に音質の差があるようには感じられなかった。音質はヘッドホン・イヤホンやヘッドホンアンプ、音源の質・ビットレートなどの影響が大きいと思う。そもそも音質を気にするならiPodじゃなくてもいい気が…。
電池容量に関しては、意外なことにiPod classicが公称36時間、iPod touchが公称40時間と、touchのほうが長い。
価格に関しては、当然ながらiPod classicのほうが容量に対するコストパフォーマンスは高い。
操作性
おそらく一番気になるであろう操作性についてだが、個人的には一長一短ではないかと思う。
まずボタン周り。classicの最大の長所は、再生(一時停止)、曲送り(早送り)、曲戻し(巻き戻し)が機械式のボタンであるということ。touchの場合、ロック画面からこれらの操作を行うには、ホームボタンを二度押ししてから出現する画面上のボタンをタッチしなければならない。これははっきり言ってめんどくさいし、画面を見ずに服の胸ポケットの上等から操作することはほぼ不可能である。
しかしtouchにもボタン面で長所がある。touchは音量がボタン式であるという点だ。classicはクリックホイールをなぞることで音量調節するシステムのため、胸ポケット操作に関してはtouchに部がある。音量ボタン付きのclassicを作らないあたりはAppleという企業の戦略だと思う。
ボタンが気になるという人は、iPod対応のリモコン、もしくはリモコン付きのイヤホンを買うという手もある。余りスマートではない気もするが。
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選曲のしやすさ
曲を選ぶ画面でのインターフェイスについて、やや箇条書き気味に。
曲やアーティストを選ぶ際、iPod classicは『スクロールし続けると文字単位の選択になる』機能がある(文字だとわかりづらいが実際触ってみたらわかるはず)。一方iPod touchは『スクロールバーが文字になっている』(やはりわかりづらいが見ればわかる)この両機能を比べた場合、個人的にはiPod touchのほうがスムーズに選択しやすかった。
iPod classicはメニューボタンを押せば上の階層に戻れるが、iPod touchは画面上をタッチする必要がある。当然ボタンのほうが使いやすい。
検索機能に関してはclassicも搭載していたはずだが(曖昧)、文字入力のやりやすさの都合から、どうしてもtouchのほうが使いやすいハズ。
その他
さらに気づいたことを箇条書き。
- iPod touchには「曲を削除」する機能がある。
- iPod touchには「横にするとCover Flow」「本体を振るとシャッフル」の機能がある。正直必要ないので僕はオフにしている。
- iPod touchは再生中の画面に「再生」「早送り」「巻戻し」「シークバー」「ループ」「シャッフル」などが一度に表示されるため、すぐにアクセスできる。
- 歌詞表示に関してはtouchのほうが文字が大きくて見やすいが、全画面表示できないので、行数はそれほど多くない。
アプリ
当然ながら、iPod touchはアプリに対応している。iPhoneの大流行でアプリストアにはかなりの量のアプリがあるが、Appleが認めてないアプリは配布不可能なので、Androidなどと比べると自由度に欠けるきらいもある。
例えば、ライブ会場で再生したようなエフェクトをかけるアプリ、再生速度を変更したり、曲中の特定箇所をリピート再生できるアプリ、ビジュアライザを表示できるアプリ等々。
これらを検索してみて、どうしても使いたいアプリがあるならtouchを選んだほうがイイ。
まとめ
総じて言えば、『容量が64GBあれば十分』という人は、お金に余裕があればtouchを選んでいいと思う。逆に、『タッチパネルが嫌い』とか『全曲Apple Losslessで入れたい』とか『余計な機能があると音楽に集中出来ない』というような人はclassicを選べばいいと思う。
個人的には、寝っ転がってネットを出来るマシンとしてtouchを重用している。当たり前だが、買えるものならiPodシリーズ全機種欲しいと思っている。