rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

メタルギアソリッド5の面白さとファントム・ペインへの期待感について

メタルギア ソリッド V グラウンド・ゼロズ 通常版

 「メタルギアソリッド5グラウンド・ゼロズ」に再度ハマっている。発売した時にXbox360版をクリアしたのだが、最近Steam版を買ってみたらやっぱり面白くて、最近やるゲームはこればっかりになっている。
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 二度やっても面白いゲームというのはなかなか稀有だ。どうしてこんなにハマってしまうかといえば、純粋にプレイして気持ちいいから、という点に尽きる。

 銃で撃ってドーン! CQCで敵を地面にビターン! ミサイルで櫓をドッカーン! 麻酔銃で敵の頭をピチュン! と、とにかくなにをやっても爽快。敵に打たれたときのドカッ! というエフェクトですらクセになる。おそらくグラフィック面・サウンド面をかなり作りこんでいるのだろう。

 しかもグラフィックは超リアル。僕の環境だと、デフォルト画質で30FPSが限界(PS4は60FPS)なのだが、それでもXbox360版よりはかなり良い。かなり広いマップなのに、看板の文字まで作りこんであったりしてスゴイ。

 グラフィックやサウンドのリアルさを追求すると、プレイしたときの快感が減るし、かと言って快感を求めすぎるとリアルさが損なわれてしまうはずなのだが、そのへんの違和感がなるべく出ないよう、よっぽど手間暇をかけてつくられたのだろう。これぞ匠の仕事。

 操作性もシリーズの中で最高に良い。ダッシュができるようになったり、壁登りや敵兵を担ぐのがスムーズになったりしている。最初にやったときは、初めてアサシンクリードをやった時以来の感動を覚えたものである。

 細かいところで言うと、瀕死の敵兵に近づくと拳銃で最後の抵抗をしてきたり、機関銃で無双プレイをすると敵兵の通信がものすごく必死になったりと(なんか鬼畜スタイルばかりやってるな)、メタルギアシリーズならではの徹底した作りこみが素晴らしい。普通にプレイしているだけでは味わえない要素がイッパイ詰まっている。

 ストーリーはかつてないほどヘビー。今作グラウンド・ゼロズは、明らかに「グアンタナモ収容所」という実際にある施設をモデルにしており、捕虜の拷問などがリアルに描かれている。


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 そして「ザ・ファントム・ペイン」は、敵の陰謀による負傷で9年間昏睡状態だったビッグボスが復讐のために戦う、というあらすじ。主人公が復讐のためなら悪に手を染めることも辞さないというダークなキャラクターなのは、メタルギアシリーズでは例がない。

 GZの時点でこんなに面白いのに、TPPでは数百倍もある広大なマップでの「自由潜入」ができるという。今のシリーズではほぼ一本道だったゲーム進行が、ついにオープンワールド化したわけだ。アサクリやスカイリム好きの僕にはたまらない。

 他にも、仲間や動物を一人連れていける「バディシステム」や、過去作にも登場した「フルトン回収システム」がより進化して登場するなど、もう今からワクワクが止まらない。なんかただの宣伝記事みたいになってるけど気にしない。

 不安な部分を挙げるなら、まだマップが一つしか公開されていないこととか、オープンワールド化してゲームバランスは大丈夫なのかとかがあるけど、まぁ大丈夫っしょ、うん。PC版が出るのは家庭用版の2週間後らしいから、ぶっちゃけその頃にはある程度評価が出てるだろうし。あ、ゲーマーにありがちな悪しき日和見主義。