思考だだ漏れノートG

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『Minit(PS4版)』をプレイ 白黒ドットの2D探索アクションRPG

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ゲームソフト | Minit | プレイステーション

 『Minit』というゲームをPS4でプレイした。他にNintendo SwitchやSteamでもリリースされている。

www.jp.playstation.com


 2Dの『ゼルダの冒険』風の探索型アクションRPG。*1Wikipediaに書かれた開発の経緯に拠るならば、インディーゲームに分類していいだろう。

 剣で敵を倒し、アイテムを集めて先に進んでいく。そこまではフツーのゲーム。

 ちょっと変わっているのは、常に画面左上で60秒のタイマーがカウントダウンしており、0になったら即死亡してセーブポイントに戻されてしまう、ということ。

 じゃあ60秒以内に全クリしなきゃいけないのか、と思ってしまうがそういうわけではない。

 60秒経つかライフが0になって死んでしまっても、フィールドの上の進行状況や取得したアイテムの状態はそのまま引き継がれる。

 なので何度も死にながら少しずつ謎を解き、アイテムを集めてゲームを進めていくという流れになる。

 ワンボタンでいつでも自害してセーブポイントに戻ることが可能なので、プレイに慣れてくると自然と「HPが減ったら自害」「歩いて帰る時間がないので自害」というスタイルになるだろう。命が軽いRPGである。

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ゲームソフト | Minit | プレイステーション

 グラフィックは白黒2色のドット絵ながら表現は豊かで、自然物から機械までちゃんと描けている。BGMもクオリティ高し。

 アクションや謎解きも手堅い作りになっており、ワンプレイが1分以内で区切られるため、「あと一回」と思いつつ何度もやりたくなる。結果長時間プレイしてしまう罠。

 NPCのほぼ全てに「剣で殴られたときのセリフ」と「ジョウロで水をかけられたときのセリフ」が用意されていたり、ジョウロでトイレに水を流すと音が変わったりといった細かい作り込みがグッド。

 ところどころに散りばめられたユーモアも素敵。まるでこちらが60秒の命しか無いことを見透かされたようなシチュエーションに直面すると思わず笑ってしまう。

 ストーリーはセリフの少なさも相まって謎めいている。ゲームそのもののルックと同様、いかにもレトロゲームっぽい。

 持つと1分で死ぬ呪いがかかる剣の存在。その剣を大量に生産している工場。クリア後の展開もちょっと不可思議。考察してみるのも楽しい。


 注意点として、PS4版にはどうやらバグがある模様。→追記:バージョン1.3でバグが修正され、箱の上に乗れるようになったことを確認。

 具体的には「水に落とした箱に水中から泳いで乗ることが出来ない」という現象。

 これのせいで「タコの足を8本集める」というコンプリート要素およびトロフィーをクリアできなくなってしまっている。

 いくら挑戦してもどうしてもクリアできなかったのでやむを得ずググったら、バグだとわかって拍子抜けした。

 Youtubeにある海外の動画だと普通に箱に乗れているので、PS4、もしくは言語依存のバグである可能性がある。これからプレイしようという人はPC版やSwitch版の方がいいかも。


 もう一つの気になった点は、特定の条件を満たすとマップ上の各地に幽霊が出現しヒントをくれるようになるのだが、そのヒントがどうにもわかりにくいかったこと。

 試しに言語を英語にしてみたら、なんとなく隠しアイテムのヒントを教えてくれているということがわかった。

 日本語訳はどうも意訳をしすぎてヒントとしての役割が弱くなってしまっている気がした。


 1回目のプレイでは変なところで詰まってしまい時間がかかったが、すんなり進めば2時間くらいでクリアできると思う。

 1度クリアするとハードモードが出現。制限時間が40秒になっており、謎解きも意地悪さがアップ。序盤から頭を悩ませることになるだろう。

 ただ基本的な部分は1週目と共通なので、おそらくより短時間でクリアできると思う。アクションが極端に苦手な人はラスボスがちょっとキツイかもしれない。


 総じて短時間でサクッとプレイできるアクションRPGとして良作。秋の夜長に命の大切さを噛み締めながらプレイしてみて欲しい。ちなみに僕はクリアまでに200回以上死にました。ディアボロもビックリ。

*1:こういうことを書くと「いや、これはゼルダじゃなくてハイドライドだ」などと言う厳格主義な人がいるらしいが、本作に関しては「海岸に流れ着いた剣を拾う」という「ゼルダの伝説 夢を見る島」のオマージュと思しき場面があるので間違いないだろう