思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

プレイムというゲーム実況サイトの登場についていろいろ思ったこと

 プレイムというゲーム実況動画投稿サイトが最近出来たらしい。

plaim.jp

 現在はα版で、特定の投稿者しか動画を投稿できないようだ。

 その「特定の投稿者」というのはどういう人達かというと、ニコニコ動画で人気の動画投稿者たちだったりする。某投稿者のTwitterによると、どうも運営サイドが人気投稿者に声をかけて投稿者を集めているらしい。

 最近はニコニコ動画と平行してYoutubeにも動画を投稿する実況者が増えている。おそらくYoutubeなら広告収入が入るからだろう。ニコニコ動画にもクリエイター奨励プログラムというのがあって収入が入るらしいが、あまり収益が多くないのかもしれない。ということはプレイムも投稿者になんらかの形で金銭を支払っているのだろうか。

 ちょっと前までは「ゲーム実況=法的にグレー」というのが常識だったが、ここ5年ほどでゲームメーカーが実況プレイを容認する流れが出てきて、最近では新作ゲームの発表会にメーカー側が人気実況者を呼んだりするようになった。プレステ4にはデフォルトで動画配信機能が搭載されている。時代は変わったものである。

www.famitsu.com


 ニコニコ発の実況者たちが、ニコニコ以外の動画サイトに進出しているのは、単にお金の問題だけではないと思う。

 ニコニコ動画には、ゲーム実況以外にも様々なジャンルがある。中には政治的に偏向ぎみだったり、ポルノビデオをネタにしていたり、特定の個人を中傷していたりするものもある。必ずしもそのまま公共の場に出せるような動画ばかりではない。僕もできればプレミアム会員をやめたいと思っているのだが、ゲーム動画見たさにやめられていなかったりする。

 もしもニコニコになにかあったら……というようなことを考えた実況者たちが、リスクヘッジとして他のサイトを利用するようになった、という面もあるのではないだろうか。


 ゲーム実況者、というと、なんだかうさんくさい人みたいに思われがちなのが現状だが、コンピューターゲームが今やかなりメジャーな娯楽であることを考えれば、そこからの派生系として「ゲーム実況」という新たなスタイルの娯楽が生まれることは、むしろ自然な成り行きであるようにも思える。

 スポーツに「やる楽しみ」と「観戦する楽しみ」があるように、ゲームにも「やる楽しみ」と「観る楽しみ」があっていい。プロスポーツ選手のように、ゲームを「観せる」技術を高いレベルで持っている人には、それ相応の報酬や社会的地位が与えられてしかるべきだろう。話としては単純だ。

 ゲーム実況者という存在が社会的に認められていくことは、純粋によいことだとは思う。でも、かつてあった「アングラ感」みたいなものが失われてしまうとしたら、少し寂しくはある。そういうのって、インターネット全体の趨勢なんだろうけども。

ネットには書いてないゲーム実況者になるための本 (エンターブレインムック)

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