rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

「コミックマーケット88」にちょっとだけ立ち寄った話

 「コミックマーケット88」の三日目に行った。行ったと言っても、3時間くらい会場の様子を見て回っただけだったけど。

 コミックマーケット。コミケ。ネット文化を知る上では、一度は行っておかなければならないような気がしていた。

 実を言うとコミケに行くのはこれが初めてでは無く、去年も三日目に行ったのだが、そのときはサイクリングのついでだったので、到着したのは午後3時頃。ほとんど終了時刻だった。

 というわけでマトモに会場の様子を見るのは今回が初めて。今回は午後1時ごろに行った。午前中は混むと聞いたので。


 東京ビックサイトに到着後、入口前の大通りの写真を撮ったのだが、保存をミスったらしく帰って確認したら無くなっていた。他に写真は撮らなかったので、今回の記事は写真無し。

 とりあえず入り口付近にコスプレしている人たちを発見。そしてそのコスプレを写真撮影している人多数。これがネットでよく見かける、「コミケのコスプレ写真」の撮影風景か、とちょっと感心。

 次に人の流れに乗って西棟へ。そーいえば「はてな村奇譚」の小島アジ子先生が参加していると聞いていたので、ブースの場所を調べて行ってみたら発見。へー、と思って、そのまま退散。いや、買えよ、オレ。だって怖かったんだもん。初めてだし。買い方わかんなかったし。なんか金額ピッタリ払わないと運営委員に連行されるとか聞いてたし(※されません)。

 他にも、「突撃!となりのプロゲーマー」のくつきかずや先生のブースも発見したのだが、特になにもできず。来年はあいさつの仕方とかちゃんと予習してから参加しようと思った。マニュアルがないと不安な小心者なので。


 そのあと西棟の一階のブースをウロウロしてみたが、コミック以外にも、音楽CDやゲームのレビューなんかを売っている人がいることを初めて知った。あとブースの位置によってジャンルが決まっていて、ケモナーならケモナー、ロボットならロボットと固まっているということも、今回初めて得た知識。実際行ってみなければわからないことはやはり多い。

 西棟4階の企業ブースにも行ってみたが、特に興味のあるグッズは無かった。それよりも、会場内に置かれたモニターにでアニメ「ドリフターズ」の予告映像が流れていて、思わず見入ってしまった。めっちゃかっこよかった。

 次に東棟に行ってみたところ、こっちには成年向け同人誌のブースがずらっと並んでいた。これが例のアレか……と思わず圧倒された。

 実にいろんなジャンルがあるなぁ、とか、やっぱり今年はイカがあるなぁ、などと感心していたら、その隣にプログラミングや自作ゲーム、ハンドメイドグッズのブース群などもあり、なかなかにカオス。でも慣れている人にとっては、これが普通なんだろうなぁ。

 そのあと西棟に戻ってみたのだが、すでに時間が三時を回っていたので、ほとんどのブースが終わってしまっていた。もうちょっと早く来ればよかった。


 結局、一銭も使わずにコミケが終わったわけだが、去年よりは雰囲気を味わうことができてよかった。普通にスク水でその辺を歩いている人がいたり、ただの小太りな全身タイツで顔に黒い横線を入れただけのベイマックスが闊歩していたりと、こんな非日常空間はなかなか味わえない。

 ただ、やはり基本的にはコミケは同人誌の売り買いをするイベントであって、それが目的でない人にとっては若干魅力が減るかな、とも思った。当然っちゃー当然だけど。

 いずれにせよ、これだけの規模のイベントが年2回、定期的に開催されていて、かつ、これほどたくさんの人が面白いものを採算度外視で提供しあっている、というあたり、もはやオタクカルチャーは日本随一の文化なんだな、なんてなことを遅ればせながら実感した次第。本当に遅いなぁ、のび太くんは。