西武池袋で開催されていた魔法陣グルグル大原画展に行ってきた。写真撮影OKだったので色々撮ってきた。
自分と魔法陣グルグルとのあらましは、以前サブブログの方に書いた。いま放送中のアニメも見てるけど、15巻の原作を2クールに納めるためかなり駆け足ではあるものの、グルグルの良さを十分に引き出しつつ、キチンと今時のアニメっぽさもあって、毎週楽しく視聴している。
そんな魔法陣グルグルの原画展が開かれるということで、そのうち行こうと思っていたら、最終日の今日になってしまった。先延ばし、イクナイ。
マンガの原画展に行くのは人生で2回目。ちなみに1回目はジョジョ展。アレも趣向が凝らされていて良かった。
会場である西武池袋別館がJRの駅から遠いところにあると知らず、ずいぶん遠回りしてたどり着いたのは午後3時頃。人は多すぎず少なすぎずといった感じ。
いかにもマンガ好きそうな男性(自分含む)もいたが、カップルもいたし、子供連れの母親なんかも複数見かけた。連載25年の歴史を感じる。
アート系っぽい人もいて、色彩の良さに感嘆していたり、「岩ってこうやって描けばいいんだ―」と感想を漏らす人もいた。
展示内容はマンガ原稿と表紙などのイラストが半々くらい。ジョジョ展のときも思ったが、色塗りのディティールまで見られるのが原画展の良いところ。
少年ガンガンの表紙やプレゼントグッズ用のイラストなど、レアなイラストが多く展示してあったのも良かった。せっかくなのでドラクエ4コマの原稿も見てみたかったけどさすがに無かった。
「グルグルの世界観に合わない」という理由で没となったという未公開イラストも一枚展示されており、それがまた独特のムードがあってステキであったり。
デジタル彩色に移行して以降のものは少なかったが、本原画展のために描き下ろされたイラストの線画もあったり。
さらにはグルグル以前のイラストや絵画作品、グルグル以外の読み切り短編、「くどい顔の猫」ことトラマルや現愛猫コパンとユンタの写真、さらにデキルコのトランクを再現したものまで展示されているという充実の内容だった。
最後の物販コーナーではパンフレットと缶バッジ2つを購入し、会場を後にした。実にいい時間だった。
原作の『魔法陣グルグル』が連載終了してしばらくは、グルグルも過去の作品になっちゃうのかな―と少し寂しい気持ちだったのが、『2』が連載開始され、アニメも始まり、そして原画展が開かれるほどの状況になるとは夢にも思っていなかった。長生きしてみるものである。いやホントに。
今後の衛藤先生のご活躍にもますますの期待せざるをえないところである。いやホントに。2も面白いからみんな読んでね。
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