Steam版「メタルギアソリッドV ファントムペイン」をプレイ

　Steam版の「メタルギアソリッドV ファントムペイン」をプレイ。待望の！　ファントムペインを！　プレイ！　いやー待ちわびたよ。待たされたよ。ほんと発売してよかった。

METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN on Steam

　購入した直後は上手く起動できなかったが、ベータ版を入れてみたら無事起動。どうやら特定のCPUだと起動できないバグがあり、ベータ版でそれが取り除かれたらしい。

　そしてさっそくプレイ開始。オープニングムービーからものすごい。映画的、っていうかもう映画だよねコレ？　というレベルの演出と画質。医者のおっさんの顔が異常にリアル。

　かつては「ムービーを見るゲーム」と揶揄されていたMGSシリーズだが、今作では適度に操作場面が挿入されるため、常に緊張感がある。誇張抜きで、「本当に死ぬんじゃないか」と思うくらいのスリル。最先端のゲームと呼ぶにふさわしい。もう貧弱な語彙が足りなくなってきたけどとにかくスゴイんだって！　

　序章が終わり、第一章はカズを助けるミッションから始まる。広大なフィールドをシームレスに移動しながらの潜入という、今までのMGSには無かった全く新しいゲームスタイル。遠くから敵を偵察するのも、潜入ルートを決めるのも、全て自分で自由にやれる。まさに自由潜入。

　カズを助け出し、ヘリで脱出しようとすると、なんとムービーで出てきたアレ（ネタバレ防止のため伏せる）が登場。てっきりもっと後の方に出てくるんだろうと思っていたら、しょっぱなからアレが出るとは！　緊迫の逃走劇の後、なんとかカズを救出することに成功。

　次のミッションは、マザーベースに戻り、オセロットにCQCとフルトン回収の使い方を教えてもらう、解説動画にあったシーン。

　このシーンで、支援物資を要請することになるのだが、なんとなく支援物資の着地地点にホフクで待機してみたら、なんと支援物資にぶつかったスネークが地面をすり抜け落下死するというバグに遭遇。まさかプレイ開始一時間ちょっとでバグに遭遇するとは。

　リトライしてオセロットのレクチャーを終えたところで、今日はプレイ終了。残りは明日以降にとっておくことに。

　というわけで、今作の売りであるオープンワールドでの自由な潜入とマザーベース育成というところまではたどり着かなかったが、それでも今作の力の入りようは十分感じられた。早く続きをやりたくてたまらない。なんて言いながらブログを書いてるんだからよっぽどのブログ中毒。

　グラウンド・ゼロズからゲームバランスが改良されている部分もあり、スネークのダッシュが速くなっていたり、仰向けに倒した相手をホールドアップできるようになったり（自動でうつ伏せホールドアップになる）、ホフク状態での打撃ができるようになっていたりと、更に快適にプレイできるようになった。

　一方で、敵の後ろから銃を構えて近づきホールドアップする際、GZでは早歩きでも的に気づかれる前にホールドアップできたが、今作ではゆっくり歩かないと普通に的に気づかれるようになり、難易度が少し上がった部分もある。もしかしたら装備で足音を消せたりするのかもしれない。

　あと未発見状態でこちらの姿を察知した敵が歩いて近づいてくるときに、完全にこちらの場所に来ずに、手前で引き返していくことが結構あった。このへんはメリット・デメリットがあるだろう。今作から追加された、義手を鳴らして敵をおびき寄せるアクションを使う機会が多そうだ。

　画質に関してだが、自分のPCはCore2 Duo+HD6670というかなりのロースペック。しかしそれでもオプションで画質を下げれば、エフェクトがキツいシーン以外では30fpsを出せる。そもそもこんなスペックでもPS3やXbox360よりは高性能なハズだし。ちなみにOSはWindows10 Pro 64bitだが問題なく動作している。

　そりゃーもちろんもっと高画質でやりたい気持ちはある。PS4の方が画質はいいだろうし、ハイスペックPCならフルHD以上の解像度で60fps安定するらしいし。どっかにハイスペックPCでMGSVが遊べるネットカフェとかないかな。そういうとこってオンラインゲームしかないのかな。言ったことないから知らないんだけど。

　ともあれ無事にプレイ出来てよかった。そして面白いゲームでよかった。明日を生きる目的がひとつ増えた（大げさ）。今後もプレイしていてなにか気づいたことがあったら、モンハンみたいにブログ記事を書いていく予定だけど、なんか書くことあるかなぁ？　やってみなくちゃわからない、みたいなとこあるからね、ゲームに関しては。