文章にしたいと思った事をとりあえず文章にする。その訓練が必要かなぁって思って。
もしも僕がホームページを作るとしたら、（今どき時代遅れだけれど）なるべくナンセンスな物にしたい。
例えば、扉に鍵を刺すと扉から無数の鍵が放射状に飛び出し、いつの間にか扉は太陽になっていて、太陽には取っ手がついていて、持っていて振ると「ぴにょん」という世にも奇妙な音がして、それを見たイタリアのマダムがびっくりしている、みたいな。
なぜか僕は意味がわからないもの、というより空虚な物が好きだ。とりいみゆきの妄想紙芝居が好きだ。安部公房も好き。花粉ポーチちゃんとか好き。
人が笑うのは、未知の物に対する防御反応なのではないか、という説を聞いたことがある。我々が珍妙な物を見て笑うのは、未知な物によって不安が訪れるのを避ける為なのではないか。
空虚な人、空虚な物を愛する僕もまた空虚な人。それもよいだろう。色即是空。
