rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

MHX日記 「モンスターハンタークロス」の体験版をプレイ

 モンスターハンタークロスの体験版がニンテンドーeショップからダウンロード可能になったので、早速プレイ。

 ダウンロードはつつがなく完了し、起動。体験版なのにオープニングムービーがちゃんと流れたのに少し驚く。いいじゃないかいいじゃないか。

 起動時には拡張スライドパッド使用の確認画面が出る。純正拡張スライドパッド、およびホリ製拡張スライドパッドを使ってみたが、きちんと動作した。製品版でもきっと使えるだろう。一安心。

rhbiyori.hatenadiary.jp

 今回の体験版でプレイできるのは、「ドスマッカォ(古代林)」、「ホロロホルル(闘技場)」、「ナルガクルガ(渓流)」の三種類のクエスト。いずれもプレイ時間は25分。

 全てのクエストで全14武器種の全4スタイル、およびニャンターでプレイ可能という豪華仕様。こういうのでいいんだよ、こういうので。

 早速、前々からプレイしたかった太刀+ブシドースタイルを選び、ドスマッカォのクエストをプレイ。

 まず装備が新規デザインでカッコイイ。花の慶次みたいな和風スタイルで太刀に似合っている。こういうビジュアル面であまりハズさないのがモンハンシリーズの良いところ。

 そしてすかさずオプション画面を確認。そこでカメラ速度が「遅く」「普通」「速い」の三段階に変更可能になっていることを確認。素晴らしい。MH4・MH4Gはカメラの移動が遅いのがかなり不満だったので、改善されててよかった。これだけでも買いだ(大げさ)。「普通」でPSPのモンハンに近いカメラ速度かな、という感じ。相当昔の記憶だけど。

 そのカメラで新フィールドの古代林を見渡す。高低差が少なめでいい感じ。MH4のフィールドはデコボコで戦いづらかったからなぁ。


 自動マーキングが発動しているので、そのままドスマッカォがいるマップに突撃して戦闘開始。

 ドスジャギィ系の雑魚かと思いきや、意外とトリッキーな動きをしてくる。尻尾で立ってキックしてきたり、そのまま飛び込んできたり。

 戦っていて気づいたことは、ドスマッカォのように小刻みな攻撃をしてくる敵とブシドースタイルの相性がかなり悪いということ。

 そしてブシドースタイルのジャスト回避成功後のダッシュは意外と距離が短いということ。これはかなり慣れがいりそう。

 特にブシドー太刀は大回転切りが無く、ジャスト回避後の攻撃→鬼刃斬りを当てないと練気ゲージを強化できないので、チャンスが生かしづらい。常に赤ゲージをキープするような戦い方が必要で、そのためには敵の動きを知り尽くす必要があるだろう。

 しかし太刀自体はMH4Gからかなり強化されており、赤ゲージのキープはだいぶ簡単になった。元太刀使いだったがMH4で離れた身としては嬉しい。

 さらにジャスト回避も性能自体はかなりよく、発動するのも簡単。体感では回避性能+3くらいの受付時間がある。ブシドースタイルなら、スキルの回避性能は必要ないかもしれない。


 その後ギルド大剣でホロロホルルと戦った。

 モーションはところどころクルペッコに近いが、オリジナルな動きも多数で、突進が独特

 混乱攻撃を食らうとスライドパッドの操作が逆になってしまう。厄介だが、慣れれば逃げることくらいはできるようになる。そのうちそのまま戦えるようになったりするのだろうか。

 大剣は、獣宿し(次の攻撃の威力アップ)と超強い溜め切り(名前を覚えられない)というシンプルかつ使いやすい狩技を装備しており、戦いやすい。

 ちなみに狩技はタッチパネルを押す他に、R+A+Bで狩技1、ZLで狩技2、ZRで狩技を発動可能。とっさの時に便利かも。


 
 さらに再びブシドー太刀でナルガクルガを狩猟。

 懐かしの渓流、そして懐かしのナルガクルガ。感動である。どちらかというとナルガといえば樹海のイメージだが。

 モーションもMHP3のものとほぼ同一で、昔を思い出しながら戦える。上位では新モーションが増えるのだろうか?

 ドスマッカォと違い、ナルガクルガはブシドーとの相性が良さ気。ジャスト回避を連発できる。

 ただしジャスト回避後のダッシュは特に無敵というわけでないので、回避ばっかりでなかなか攻撃できない、ということもあり得る。

 しかし尻尾叩きつけですら問題なくジャスト回避できるので、安全度はかなり高い。ブシドーは慣れが必要、と書いたが、むしろ初見の相手こそブシドーが光る、という可能性もある。


 その後もいろんな武器でそれぞれのモンスターを狩った。とても感想は書ききれない。プレイして面白かったのは、ジャンプからの溜め切りをバシバシ決められるエリアル大剣や、バクステ溜め3や剛射+曲射で戦略の幅が広がったギルド弓、ジャンプの軌道が鋭くなったエリアル操虫棍など。

 実際にプレイしてみることで、スタイルに対する事前のイメージが結構変わった。

 ストライカーは、思っていたより狩技の溜まり速度が速くないので、3つの狩技によっぽどのシナジーが無ければアドバンテージを見出すのは難しそう。ただ武器によっては攻撃モーションの弱体化が少ないので、ギルドとほぼ同じ感覚で使えるかも。

 エリアルは武器によって性能がかなり変わる。相性次第ではかなり戦いやすくなるが、前転モーションが長くなるのはやはり結構なデメリット。あとMH4と比べると二回目以降の乗りが発動しにくくなっている。

 ブシドーは、てっきり玄人向けだと思っていたが、思っていたよりジャスト回避のリターンが少なく、むしろ上記の通り回避の強化による安全化の恩恵がデカイ。ガード武器はまだ使ってない。あと敵との相性差も激しそう。

 結局立ち回りの安定感から、ギルドスタイルが一番人気になる、なんてこともありそう。


 と、細かい話をやたらと書いたが、全体としての感想はというと、安心と信頼のモンハン、という感じ。

 プレイした限りでは、MH4・MH4Gの不満点もかなり改善されていて、製品版にも期待できる。

 ただ、大型モンスターがやたら移動するだとか、強走効果発動時などに表示されるダイアログがやたらデカくで邪魔だとか、気になる部分もちらほら。果たしてどうなるか。期待して待とう。