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モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

PS4用のアーケードスティックまとめ(2019/07/03更新)

 現在日本における格闘ゲームのプラットフォームとして主流になっているPlayStation 4対応のアーケードスティックの情報をまとめる。

 主に国内販売を行っている製品を中心に紹介していく予定。発売日が新しい物が上になるよう追記していく。また「ホリ」製品は世代交代が早いので、正確ではないが便宜的に現行モデルと旧モデルに分けた。

 なお気になる人が多いみたいなので書いておくと、既存のPS3専用アーケードスティックのPS4での使用は基本的に動作保証対象外

 なのだが、ソフト側でPS3用アケステに対応しているタイトルもある(レガシーコントローラーというドライバを搭載している)。詳しくは各タイトルの公式サイトなどを調べてみよう。

 現状では『ストリートファイターV』『ウルトラストリートファイター4』『ギルティギア イグザード レベレーター』などわりと多くのタイトルがレガシーコントローラーに対応している。

 逆に現時点で発売されているPS4向けアーケードスティックは、そのいずれもがPS3でも使用可能となっており、いわゆる後方互換性を持っている。これからPS3用でアーケードスティックを使いたいという人も、今後のことを考えてPS4向けを買っておくことをオススメする。→追記:「Panthera EVO」などPS3互換を廃止したモデルも登場してきたので注意。

 (注:各タイトルとコラボした限定販売のアーケードスティックに関しては、記事が長くなるので基本的に割愛しています。)

オススメのモデルについて

 とりあえずひとつオススメするならホリの「リアルアーケードPro.V HAYABUSA 2017年モデル」。価格・性能のバランスがいい。深夜のプレイなどのために操作音を抑えたい人は静音モデルの「リアルアーケードPro.V サイレント HAYABUSA」を選ぶといいだろう。

 2018年現在は、競技志向のハイスペックモデルが増えてきた。ホリの「ファイティングエッジ 刃」、Razerの「Panthera」、Qanba「Obsidian」などはプロゲーマー達も愛用するモデル。

 操作性よりも価格やコンパクトさを優先するという人は、小型軽量の「ファイティングスティック mini4」がオススメ。

発売予定

CYBER・アーケードスティック (SWITCH/PS4用)(2019年8月下旬)

www.4gamer.net
 サイバーガジェットのアケステ。同メーカーは以前レトロフリーク対応のものを発売しており、それと同じ筐体と思われる。Nintendo SwitchとPS4に両対応しているのはかなり珍しい。

レトロフリーク用 アーケードスティック

レトロフリーク用 アーケードスティック

 天板のアクリルパネルを外してデザインを変更可能、ボタンパーツにファストン端子を使用しており交換が可能とのこと。タッチパッドはおそらく非搭載。

ホリ(現行モデル)

ファイティングスティック for PlayStation®4 / PlayStation®3 / PC(発売日:2019/6/20)

 リアルアーケードProとファイティングスティックminiの中間的なサイズ・価格のモデル。PS3世代のファイティングスティックとは全く異なる新しい筐体デザイン。前面8ボタン、ケーブル収納などの機能を搭載。ステレオヘッドホン/マイク端子を搭載。タッチパッド非搭載。

 レバー・ボタンのパーツはHAYABUSAユニットとは異なるホリオリジナル。「自己責任の範囲」でのパーツ交換が可能とされているのでおそらく三和製パーツなどに交換可能と思われる。

ファイティングエッジ刃(発売日:2018/1/25)

 かつてPS3、Xbox 360用として発売された『ファイティングエッジ』がPS4対応となってリファイン。レバー・ボタンユニット「HAYABUSA」を使用し、タッチパッド、ヘッドセット端子を搭載。

 最大の特徴はレバー入力を他のボタンにアサインすることが可能である点。例えば「押すと上入力になるボタン」などを設定することが出来る。

 その他、OPTION・SHARE・PSボタンを無効にするトーナメントモードを設定できたり、あえて連射機能をオミットするなど、大会での使用を前提とした仕様となっているのがうかがえる。

リアルアーケードPro.N HAYABUSA(発売日:2017年7月6日)

【PS4対応】リアルアーケードPro.N HAYABUSA for PS4 PS3 PC

【PS4対応】リアルアーケードPro.N HAYABUSA for PS4 PS3 PC

 「ノアール配置」という、レバーとボタンの感覚が広くボタンが右下がりの配置を採用したアケステ。ノアールだからN。アーケード筐体における『鉄拳』シリーズの配置と同じ。

 RAPVシリーズよりも筐体が大きめで、スタートボタンの誤操作防止の為に開閉可能なカバーの下に配置されている。

 また底面にすべり止めマットが貼られているとのことで、膝置きした時にズレにくくなっているハズ。

 使用パーツはホリ独自のHAYABUSAレバー・HAYABUSAボタン。アーケード筐体のものとは異なるので注意。ヘッドセット端子搭載など、その他仕樣は「リアルアーケードPro.V HAYABUSA 2017年モデル」と同等と思われる。

リアルアーケードPro.V サイレントHAYABUSA 2017年モデル (発売予定日:2017年7月1日)

 ホリの静音モデルの最新版。下記の「リアルアーケードPro.V HAYABUSA 2017年モデル」に静音パーツを搭載したもので、その他の仕様は同等。

リアルアーケードPro.V HAYABUSA 2017年モデル(発売日: 2016/12/31)

 「リアルアーケードPro.V HAYABUSA」の2017年モデル。

 基本的な仕様は旧HAYABUSAと同じだが、”電子回路/レバーユニットの設計を見直し、更に高次元の応答速度/コマンド入力精度を実現しました。”とのこと。またヘッドホン・マイク端子が追加されたため、ヘッドセットを使用してのプレイにも対応。余談だがデザインが若干昔のMadCatzスティックに似ている。

ファイティングスティック mini4(発売日: 2015/11/26)

【PS4/PS3対応】ファイティングスティック MINI4

【PS4/PS3対応】ファイティングスティック MINI4

 超小型・廉価版のアーケードスティック。PS3用だった「ファイティングスティック mini3」と同形状だが、レバーが改良されているとのこと。PCにも正式対応。

 小型軽量であるため、リアルアーケードPro.シリーズと比べるとどうしても操作時の安定感に欠ける。ボタンも小型なので押しやすいとは言い難い。

 個人的な意見として言うならば、少しでもマジメに格闘ゲームをやろうという人は、このサイズのアケステを使うべきではないと考えている。

 しかし「どうしても大きいアケステを置く場所が無い」とか「操作性は気にしないのでアケステの使用感を味わいたい」とか「家族と遊ぶのに安いのが二つ欲しい」というような人には、このアケステが向いているだろう。

ホリ(旧モデル)

リアルアーケードPro.V HAYABUSA(発売日: 2015/12/03)

【PS4/PS3/PC対応】リアルアーケードPro.V HAYABUSA

【PS4/PS3/PC対応】リアルアーケードPro.V HAYABUSA

 下記「リアルアーケードPro.V 隼」のボタンを改良したモデル。さらにPCにも正式対応*1。今後はこのHAYABUSAがホリの主力モデルになると思われる。

 近年のホリアケステに使用されていた「玄ボタン」は、縁が角ばった形状にすることで押した時の安定性を高めていたが、爪でこするような連打方法をするときに角が引っかかってしまうというデメリットがあった。

 今回このHAYABUSAに搭載された「隼ボタン」は、角を丸く、全体をドーム状にし、かつボタン表面にマット加工をすることで、こすり連打をやりやすくなるよう改善された。マット加工によって指紋が目立ちにくくなるというメリットも。

 またホリ広報がニコニコ生放送で語った話によると、ボタンの内部構造を改良することで、ゴミやホコリが溜まりにくくなり、掃除の手間が減ったという。さらに静音モデルの販売も検討中とのこと。

 個人的には、HAYABUSAという名称が他の隼パーツ搭載アケステと紛らわしいのが気になるが、まぁ些細な事である。

 ちなみにホリは「EDGEシリーズ」という名称で、PC用周辺機器のブランドをスタートさせた。HAYABUSAがPC対応になったのもその一環なのだろう。

www.edge-gaming.jp

リアルアーケードPro.V サイレント HAYABUSA(発売日: 2015/12/17)

 上記「リアルアーケードPro.V HAYABUSA」の静音化モデル。環境に配慮したい場合はこちらを選ぼう。

 ボタンに初期不良がある場合があり、無償修理が可能とのこと。詳しくはホリのホームページへ。

リアルアーケードPro.Premium VLX HAYABUSA(発売日: 2016/02/18)

 下記の「リアルアーケードPro.4 Premium VLX」に、上記「リアルアーケードPro.V HAYABUSA」と同じ隼ボタンを搭載したモデル。「お三万コン」ならぬ「お三万五千コン」。ストリートファイターVと同じ2016年2月18日発売。

 ただしこちらは現時点でPCへの正式対応が発表されていない。接続すれば動く可能性はあるが、ホリのドライバに対応するかどうかは不明。

リアルアーケードPro.V 隼(発売日: 2015/02/15)

【PS4/PS3対応】リアルアーケードPro.V 隼

【PS4/PS3対応】リアルアーケードPro.V 隼

 下記の「リアルアーケードPro.V4 隼」に、ボディの薄型化、タッチパネル搭載、コントロールパネルの側面への移動など、細かいブラッシュアップが施されたモデル。

 基本的には上位互換モデルなのだが、ボタンアサイン機能の「一ボタンに複数ボタンの機能を割り当てられる」という部分が、格闘ゲームの対戦会などでルール違反になる可能性が指摘されている。大会に出るほどのガチ勢の方は注意。ホリの公式品だから大丈夫だとは思うけど。

 ちなみに非常に紛らわしいが、製品名に「4」がついている「リアルアーケードPro.V4 隼」およびその静音モデルは、既に生産終了済みの旧機種。今から買うなら「4」がついていない「リアルアーケードPro.V 隼」およびその静音モデルの方がオススメ。→「リアルアーケードPro.V HAYABUSA」の登場に伴い、「リアルアーケードPro.V 隼」も生産終了の模様。新品価格が値上がりしている。

 「4あり」と「4無し」の違いはこちらを参照。

 http://www.hori.jp/products/ps4/ps4_rap_vh/special/

リアルアーケードPro.Vサイレント隼(発売日: 2015/04/23)

 上記の「リアルアーケードPro.V 隼」に静音パーツを積んだもの。パーツ以外の仕様は同様で、タッチパネル、ボタンアサイン機能などを搭載している。

 ついでに静音パーツの特徴について説明しておくと、レバーは入力時の「カチカチ」というスイッチ音が無くなる(シャフトがガイドに当たるときの「ガコガコ」という音は無くならない)。ボタンは中にスポンジが挟まっているため従来の「パチパチ」という音が「トントン」という感じになる。

リアルアーケードPro.4 Premium VLX(発売日: 2015/04/23)

 アーケード筐体「VEWLIX」のコントロールパネルをそのまま再現したPremiumシリーズのPS4対応版。タッチパネル、ボタンアサイン機能などの仕様はリアルアーケードPro.V 隼に準拠している。

 画像だけだとわからないかもしれないが、こいつはとにかくデカイ。かつて「お三万コン」と呼ばれたPS3用のものを家電屋で触ったことがあるのだが、その存在感たるや圧倒的であった。そのへんはこいつも同じだと思われる。重量も5.4kgとかなり重く、膝置きプレイは難しいだろう。

 その巨大さと増税によって三万円を超えてしまった価格は、とても素人にはオススメできないが、それに見合うだけの安定操作性と所有欲の充実を使用者にもたらしてくれることは間違いない。まさにプレミアムなスティックである。

DEAD OR ALIVE 5 LAST ROUND 対応スティック(発売日: 2015/02/19)

【PS4/PS3対応】DEAD OR ALIVE 5 LAST ROUND 対応スティック

【PS4/PS3対応】DEAD OR ALIVE 5 LAST ROUND 対応スティック

 「リアルアーケードPro.V 隼」にアナログスティックを搭載したもの。初めて見たときは「RAPシリーズのあの謎のくぼみはアナログスティックを付けるためだったのか!」と思わずガッテン。

 「とりあえずくっつけてみました」感のあるアナログスティックは本来、DOAで美少女を鑑賞するモードのカメラ操作に使用するためのものらしい。

 しかし自分は、操作がシビアなアクションゲームをやるとき「アケステでやりたいなぁ」と思うことがあるので、そういうときコレを使ったら面白そう。DMC4とか。バージル出るらしいし。

デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション - PS4

デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション - PS4

 ただこの位置のアナログスティックでアクションゲームをどの程度快適に操作できるかは未知数。そもそも格ゲー以外でこのコントローラーを使えるのかどうかもよくわからない。オマケに在庫少数なためかプレミア価格がついている。現状、キワモノ好きの人にしかおすすめできないスティックとなっている。

リアルアーケードPro.V4 隼(発売日: 2014/05/01)

【PS4/PS3対応】リアルアーケードPro.V4 隼

【PS4/PS3対応】リアルアーケードPro.V4 隼

 ホリのリアルアーケードプロVシリーズのPS4版。PS3のRAPV3SAと比べると、これといった新機能はないが、スイッチを切り替えることでPS3・PS4の両方で使用可能。

 特徴は、レバーに隼ユニット、ボタンに玄ボタンという、ホリオリジナルのパーツを使用しているという点。オリジナルパーツはいずれも多少好みは分かれるものの、格闘ゲームのプレイに関しては高評価が多い印象。

 以前はパーツ単体の購入が出来なかったが、最近になってホリストアで購入可能になったので、パーツが消耗してしまったときの心配も減った。もっとも、普通にプレイしていてパーツが消耗することはまず無いが。

 なお、なぜかホリは従来まで主流だったサンワのパーツを使ったPS4向けのアケステを、今日に至るまで全く発売していない。今後も出さない方針なのだろうか。

リアルアーケードPro.V4 隼 静音(発売日: 2014/07/31)

 こちらは静音仕様の隼ユニット・玄ボタンを使用している。それ以外の機能は上記RAPV4隼と同様の模様。静音パーツを使っている分、お値段も若干高めになっている。

 静音なので、深夜のプレイや集合住宅での使用に向いているわけだが、音がしないということは操作した時の手への感触も少なくなる、ということを意味する。格闘ゲーマーならわかると思うが、コンボなどでは手の感触でタイミングを測っている部分もあるので、その辺を気にする人は注意が必要。

 自分は普段、三和製の静音ボタンに換装したアケステ使っているが、たまにゲームセンターに行って非静音のボタンを使うと、感触が非常にキモチよかったりする。キモチよさ重視の人には静音パーツは向かないかも。

 家庭用ゲーム機を用いた対戦会などでは「相手の操作音を聞いて対応する」ということが行われているらしいので、その点において静音は有利である。普通のプレイヤーにはあまり関係ないことだが。

 ただし現時点で静音パーツの単体販売は行われていない。

リアルアーケードPro.4 改(未発売)

 (追記:プレオーダー数が既定に達しなかったため、発売中止が決定した。残念)

 2016年9月2日に突然発表されたモデル。海外では似た名称の「Real Arcade Pro 4 Kai」が既に発売しており、デザインは違うが機能面は同等と思われる。

http://www.hori.jp/products/p4/rap_kai_series/www.hori.jp

 現在は情報が少ないが、おそらく下記「リアルアーケードPro.V HAYABUSA」のバージョンアップ版。

 今のところわかる改善点は、底面にすべり止めマットを貼り付けている点と、レバーとボタンの間隔が広がっているという点。ちなみに過去に発売された名称に「改」がつくアケステも同様の改善がなされていた。

 あと名称から「V」の文字が無くなったのも変更点。元々は「ビュウリックス筐体と同じボタン配置」を意味するVだったのだが、レバーとボタンの間隔がビュウリックスより広いこのアケステに関しては妥当な変更と言える。

 現在ホリストアでプレオーダーを受付中。それ以外の情報は分かり次第追記する。

Razer

Panthera Evo(発売日:2019/01/15)

 Pantheraの改良版。主な変更点としてボタンパーツにRazerオリジナルの「Razer Mechanical Switch」を採用している。同社はメカニカルキーボードのスイッチも開発しているので信頼性は高いと思われる。レバーは引き続き三和電子製。

 他には天面の開閉機構の廃止、タッチパネルやoptionボタン周辺の配置変更、ヘッドセット端子追加、ケーブルを着脱式から収納式に変更、PS3互換の廃止、底面のレバーボール調整用ホール追加など、ユーザーの意見を取り入れた様々な改良が施されている。

Panthera(発売日:2017/07/28)

Razer Panthera【日本正規代理店保証品】RZ06-01690100-R3J1

Razer Panthera【日本正規代理店保証品】RZ06-01690100-R3J1

 国内正式販売が発表されたPC用ゲーミングデバイスメーカー「Razer」のアケステ。

 現在プロゲーマーの中でも愛用者が多く、天板ワンボタン開閉機能、ケーブル着脱機能、内部にパーツ収納可など、ツアープロにとって嬉しい機能が満載。その分お値段も本格的。パーツは三和電子のものを使用。

Qanba

Obsidian

attasa.shop
 以前から海外で展開していた中国のアケステメーカー「Qanba」が日本での展開を開始。その第一号が上位モデルの「Obsidian」。

 三和電子製レバー・ボタン採用、PS4/PS3/PC対応、ヘッドホン/マイク端子搭載、底面に滑り止め付きなど、フルスペックと言っていい高機能。ただし内部の開閉はネジ式なのでメンテナンス性はそこそこか。

 レバーボールにオリジナルのメタリック製ボールを使用していたり、3パターンのLED発光機能があったりと、ルックスも個性的。

Drone

 こちらはQanbaのエントリー向け的なモデル。軽量・コンパクトボディが特徴。

 レバー・ボタンはオリジナルパーツ。海外サイトによると、ボタンはそのまま三和電子製パーツに換装可能とのこと。一方三和電子製レバーに換装するためにはケーブル接続の加工が必要らしい。

三和電子

SANWA STANDARD ARCADE STICK for PS4 MoNo (現在売り切れ中)

sanwadenshi.shop-pro.jp
 アーケード用のレバー・ボタンを製造している三和電子製のアケステ。レバー・ボタンも当然アーケードと同等の三和電子製。ボタン配置はおそらくブラスト配置と思われる。現在ネット通販のみで販売中とのこと。

 底面滑り止め付きで、メイン以外のボタン・スイッチ類にも三和電子製の製品が使われている模様。かなりの高耐久性が期待できる。ただしタッチパッド非搭載なので注意。

Mad Catz

 先日倒産が決定したMad Catzのアケステは、輸入元であった「アタッサ」というショップで現在も販売中。生産は終了しているはずなので欲しい方はお早めに。


 追記(2019/03/03):アタッサによるサポートも終了したため、購入には注意が必要。 

アーケード ファイトスティック トーナメント エディション 2+(発売日: 2016/05/26)

 下記「アーケード ファイトスティック トーナメント エディション 2」の改良版。

 改良点はL3・R3ボタン、およびタッチパネルが搭載されたこと。お値段据え置きなので今から買うならこちらをオススメ。

アーケード ファイトスティック トーナメント エディション S+(発売日: 2016/02/18)

 こちらはPS3またはXbox360対応だった「アーケード ファイトスティック トーナメントエディション"S"」をPS4/PS3対応にしたもの。2+(ツー)とS+(エス)で紛らわしいので注意。

 ボタン配置、タッチパッド搭載など操作性は上記の2+と同様で、違う所はサイズや重量の他、ボタンによる天板開閉機能やベルト取り付けなどが無いことなど。2+がプレミアムモデルなのに対し、こちらのS+が通常モデルといった印象。

 機能が少ない分、価格も安くなっているので、家庭内で普通にゲームをプレイするならこちらを選ぶといいだろう。

アーケード ファイトスティック アルファ(発売日: 2016/02/18)

 おそらくMad Catz初の小型軽量アケステとなるであろうモデル。ホリの「ファイティングスティックmini4」に相当するモデル。ただしこちらは前面4ボタン6ボタン。

 完全新規モデルであるため使用感などは不明だが、本格的な小型モデルを求めている人には適しているかも。

アーケード ファイトスティック トーナメント エディション 2(発売日: 2014/08/07)

 アーケード筐体と同じサンワパーツを使用しており、PS3・PS4両対応。ウル4、GGXrd、ペルソナ4Uなどのゲームタイトルとのコラボとして、天板のデザインが違うものが複数存在するが、今のところはいずれも機能は同一。

 特徴は、ボタンひとつで天板を開けてメンテナンス可能だったり、天板がアクリルシートなのでデザインをカスタマイズしやすかったり、ケーブルが着脱可能だったり、ショルダーストラップ取り付け用のフックがついていたりと、なにかと機能が豊富な点。そのぶんお値段もかなりお高くなっております。

 いずれの機能も格闘ゲームの大会に出るような人に向けたものなので、家庭用ユーザーには若干オーバースペックな感はあるが、本格志向の人、Mad Catz所属のプロゲーマーのファンの人にはオススメである。

おまけ・Xbox One向けアーケードスティックについて

 (以下は数年前の古い情報ですが、現状が不明なのでそのまま残しておきます)

 上記のリアルアーケードPro.V隼とアーケードファイトスティックTE2には、PS4と同じ次世代機であるXbox One用のバージョンが存在する。

リアルアーケードPro.V隼 for Xbox One Mad Catz Arcade FightStick Tournament Edition 2 (Xbox One) (MCX-FS-MC-TE2) (マッドキャッツ所属プロゲーマー「ウメハラ」、「ときど」、「マゴ」使用モデル)

 ただしいずれもPS4用のような後方互換性はなく、Xbox360には対応していない。おそらくMicrosoftの意向であろう。ビル・ゲイツめ…アイスバケツなんかかぶってる場合じゃなかろうに。

 また「Razer Atrox」というアケステも存在している。海外製であり、日本から買えるのかどうかもよくわからないが。

 Xbox One™用Razer Atroxアーケードスティック

 追記:Xbox One・Xbox360・PCに対応したリアルアーケードPro.が8月に発売中。

 
 Xbox One用のアケステが欲しい人だけでなく、Xbox 360用の新品アケステが欲しい人にもオススメ、というかほぼ唯一の選択肢だろう。

更新履歴

 2015/02/09 「リアルアーケードPro.V 隼」追加)
 2015/04/24 「リアルアーケードPro.Vサイレント隼」「リアルアーケードPro.4 Premium VLX」「DEAD OR ALIVE 5 LAST ROUND 対応スティック」追加、その他大幅に加筆修正)
 2015/06/06 ウル4のPS3スティック対応について追記)
 2015/11/08 RAPV HAYABUSAについて追記)
 2015/11/19 「リアルアーケードPro.V HAYABUSA」「ファイティングスティックmini4」「リアルアーケードPro.V改 XboxOne」を追加、「オススメスティック」を修正、ホリ製品を、新しい物が上に来るよう並び替え)
 2015/12/10 「リアルアーケードPro.V HAYABUSA」追加
 2016/01/04 「リアルアーケードPro.V サイレント HAYABUSA」「アーケード ファイトスティック トーナメント エディション 2+」「アーケード ファイトスティック トーナメント エディション S+」「アーケード ファイトスティック アルファ」追加
 2016/02/18 ストリートファイターVにおけるPS3アーケードスティックについて追記
 2016/04/11 「リアルアーケードPro.V サイレント HAYABUSA」の初期不良について追記
 2016/04/25 「アーケード ファイトスティック トーナメント エディション 2+」の通常モデルについて追記
 2016/06/23 PS3用アーケードスティックのPS4対応についての記述を修正
 2016/09/02 「リアルアーケードPro.4 改」を追加
 2016/09/09 見出しに発売日を追記、その他加筆修正
 2016/09/20 「リアルアーケードPro.4 改」が発売中止となった件を追記
 2016/11/01 「アーケード ファイトスティック アルファ」の記載ミスを修正
 2016/12/06 「リアルアーケードPro.V HAYABUSA 2017年モデル」を追加、「オススメスティック」を変更
 2017/04/03 「鉄拳7対応スティック」を追加、Mad Catz倒産について追記
 2017/04/26 「鉄拳7対応スティック」を「リアルアーケードPro.N HAYABUSA」に差し替え
 2017/06/02 「リアルアーケードPro.V サイレントHAYABUSA 2017年モデル 」を追加
 2017/07/10 「リアルアーケードPro.V サイレントHAYABUSA 2017年モデル 」「リアルアーケードPro.N HAYABUSA」のリンクを変更
 2017/07/20 「Panthera」を追加、オススメスティックを変更、ホリ製品を現行モデルと旧モデルに分類
 2017/10/18 「ファイティングエッジ刃」を追加
 2018/01/08 「ファイティングエッジ刃」の発売日を1月25日に変更、Qanba「Obsidian」「Drone」追加
 2018/01/25 「オススメのモデルについて」とMad Catzに関する情報を修正
 2018/04/11 三和電子「SANWA STANDARD ARCADE STICK for PS4 MoNo」を追加
 2018/11/21 Razer「Panthera Evo」追加
 2019/03/03 Razer「Panthera Evo」のリンクを追加 「オススメのモデルについて」を修正 MadCatz製品サポート終了について追記
 2019/06/04 「発売予定」の項目、および「ファイティングスティック for PlayStation®4 / PlayStation®3 / PC」「CYBER・アーケードスティック」を追加
 2019/07/03 「ファイティングスティック for PlayStation®4 / PlayStation®3 / PC」を発売予定から移動

*1:これまでのホリのPS4スティックもPCに繋げばそのまま使えるが、正式にPCでの使用をサポートしたのは今回が初めて。