『ストリートファイター4』シリーズ。一ゲーマーとして、一格闘ゲーマーとして、どうしてもその動静が気になってしまう、あえて断言してしまえば現在の格闘ゲームシーンの「本流」と言っていいほどメジャーなタイトルである。
とは言うものの、僕自身、実際にプレイしたことあまりない。試しに家庭用を買ったものの、ネット対戦を100回程度やっただけで飽きてしまった。どーもゲーム性の地味さに慣れないというか、他のゲームの派手さに慣れすぎているというか。
そんなスト4シリーズの最新作、というか最新バージョンの『ウルトラストリートファイター4』のアーケード版が本日稼働開始した。ので、ワタクシも上述のようなミーハー心を発揮してプレイしてきた。近所にある比較的デカめゲーセンにすら置いてなかったので、わざわざ電車で数駅先まで行きましたよ。
ウルトラストリートファイターⅣ (アーケード版) 公式サイト – ULTRA STREET FIGHTERIV -
といっても、一クレジット入れてCPU戦をやっていたら乱入されて負けたので、もーいいかと思ってそのまま帰っちゃったんだけどね。どーせ勝てないし。
そもそも前のバージョンのこともよく知らないのに新バージョンをプレイしたところで、なんの感興も起こらないのは当然の結果であることよ。
つーか大体新バージョンっつったって、赤セビとかディレイスタンディングとかいうマニア向けのシステムと、内容がアレでコケた別のゲームから移植してきた新キャラ4人が増えたところで、僕のようなライトプレイヤーには「ウルトラ」感は感じられねーよ、というのが正直な感想。
ただまぁそれはそれとして、久々にやったスト4は、思っていたより楽しかった。なんていうか、キャラを動かすことそのものが結構快感だな、ということを、今回初めて感じたのである。殴って、ガードして、投げて、必殺技を出す、という動作をするたびに、グラフィックと音が「ガシガシ」する。シンプルだけどそれがキモチいい。
以前は地味だと感じていたものがこれだけよく感じられるのは、年をとってワビサビがわかるようになったからだったりするんだろうか。おっさんじみててなんかイヤだ。
とはいえアーケードでやりこむほどのモチベはおそらく今後も起こらないと思われるので、また家庭用が発売されたらスパ4からアプデしてぼちぼち触ってみる程度になるだろう。近所に置いてないし。
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2011/06/30
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