秋葉に行ったついでについつい『M570』を買ってしまった。今のマウスもまだ使えるのに…。まぁホイールボタンがチャタリングしててソフトでなんとかしてたけど。
LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 5ボタン? M570
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2010/10/15
- メディア: Personal Computers
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しかし自分の中に「どうしても欲しい!」と強く主張する部分を発見。その部分にどうしてかそんなに欲しいのか尋ねてみたところ、「腕が楽になるらしいから」。
そう、自分はマウス肘の気がある。マウスを頻繁に使うせいか手首や肘がいつも重ったるく、長時間マウスを使うと違和感が出る。
そんな人にとってトラックボールは最適らしい、という情報を既にネットで見るたびに「欲しーなー」と思い、しかし上述のように「本当に必要なの?」という気持ちとの葛藤が続いていた。そして今日、うっかり買ってしまったというわけ。
ファーストインプレッション
買ってみて早速開封。これまでも店頭で散々試用していたので、触った感触などは以前と変わらない。形はよく手に馴染み違和感は無い。前評判通り、ホイールボタンはかなり固めで、逆に「進む・戻る」ボタンはやわらかくてやや安っぽい。しかし押せないわけではない。ボールはスムーズに動く。
重要なのはポインティングデバイスとして使えるかどうか。さっそくUnifyingの超小型レシーバーをPCにぶっさし、本体の電池絶縁シートをぶっこ抜く。
自分のパソコンはXPで、以前は『MX518』を使用していたのでSetPointもインストール済み。ドライバのインストールも自動ですぐ終わった。
とりあえずラグのようなものは無い。三、四メートル離れても無線はきちんと認識する。
さすがに最初は操作感の違いに戸惑ったが、一時間もすればすぐ慣れた。要は親指でタッチパッドを操作する感覚だ。しかも勢いをつけて転がせば遠くにカーソルを動かせる。使っているうちにどんどん楽しくなってきた。
今のところネットサーフィン程度の操作は問題なくできるが、細かい字のドラッグなどはやや時間がかかる。いわゆる「静摩擦」という、動き出しの抵抗感が少しあるので、細かく動かすときに思わぬ方向に動きがち。これは操作する自分が慣れたり、ボールや本体が転がり慣れたりすればよくなっていくのだろうか。
一日目の感想
感想を一口で言えば「普通に使える」。一般的なマウスをまともに使える人なら、このM570も問題なく使用可能なハズ。
そして「腕が楽」。腕にかかる負担は明らかに減る。もちろん親指への負担は多少増えるが、ほとんど抵抗のないボールをコロコロ転がす負担などたかが知れている。
さらに「楽しい」。ボールを転がすというだけで猫的本能のおかげかほんの少し愉快になれる。おまけになんとなくエグゼクティヴ(笑)な気分に浸れる。ってそれはオレだけか。
とにかく、興味がある人は買って損は無い出来。安いし。こりゃあ売れるわけだ。