訓練所以外はチャージアックスのみを使い、ダラ・アマデュラまでほぼソロでクリアした僕が考える、『チャージアックスは強い?弱い?』という問題について。
- 出版社/メーカー: カプコン
- 発売日: 2013/09/14
- メディア: Video Game
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とにかくやれることが多い
少なくとも、やれることが多い武器だというのは間違いない。尻尾切断・スタン(榴弾ビンの場合)をソロで実践的に狙うことができて、かつガード可能な武器はチャージアックスのみだろう。だよね?
また、榴弾ビンは肉質無視らしいので、グラビモスのような硬い敵ともそこそこ渡り合える。まぁこのへんは今作でグラビモスがだいぶ柔らかくなったことも一因だが。
さらにスキルの選択肢もなかなか広い。納刀の遅さを納刀術で補ってもいいし、ガード系スキルでガード特化してもいいし、回避性能、回避距離をつけてもいい。ちなみにチャージアックスは各技の派生受付時間が妙に長く、モンスターの技を引きつけて連携・回避するというのがやりやすいので、技のガード判定によるガードや、回避がしやすい。個人的には回避性能・回避距離をつけるのが好み。
器用貧乏疑惑アリ
このようにいろいろなことが出来るチャージアックスだが、逆に言うと、どうも尖ったところが無く、器用貧乏に感じることも多い。
例えば、スタンならハンマーのほうが狙いやすいし、ガード能力もランスやガンランスに劣り、大剣と同じぐらい。しかし攻撃モーション中以外ならいつでもガード可能な大剣と比べると、剣モード中しかガードできず、納刀から即ガードも出来ないチャージアックスは結構不便。
剣モードの機動力も片手剣に劣るし、ずっと剣モードだとチャージの手間がある。斧モードのリーチはなかなか魅力だが、スラッシュアックスと違って移動が遅い。
また、モーションに結構クセがあるため、モンスターとの相性が結構激しいと感じる。特に気になるのは、高出力以外の属性解放斬りの打点が低く、高い位置を狙いにくいという点で、イビルジョーの振り向きの頭を狙うには斧の叩きつけくらいしか狙えずあまり火力が出ない。
それから、これは強さとはあまり関係ないのだが、戦闘中にビンやエネルギーの状態を把握したり、相手の技を見てとっさにガード判定のある技を出す必要があったりするため、「使っていて疲れるなぁ」とよく思う。
あと「ビン無しで乗りダウンを取ってしまうともったいない」とついつい思ってしまい、乗りを狙うのを躊躇してしまう。まぁこのへんは僕の性格の問題かも。
個人的には、スタンをとれるということ以外は大剣の下位互換なのではないか、という風に思い始め、現在大剣用の装備を作ってどっちが使いやすいか試してみようと思っている。
結局は腕次第
もっとも、相性のいいモンスターがいるのもまた事実。
例えば上に書いたグラビモスは、剣モードの機動力によるヒット・アンド・アウェイでビンを溜め、ブレス後などの大きな隙に属性解放斬りを狙うという立ち回りが可能で、近接武器の中ではかなり相性がいいのではないかと感じる。
また、ジンオウガはチャージ中のポーズがちょうど高出力属性解放斬りを当てやすい感じなので、榴弾ビンでスタンを狙うと結構楽に戦える。
それとあくまで体感だが、定点火力自体は十分あると思う。ビンさえアレば、ダウンを奪った時の火力は高い方。ちなみに、完全に止まった相手を攻撃するときは、属性解放斬り2→斬り上げ→を繰り返すのが、最も時間あたりの威力が高いらしい。
なによりチャージアックスには「合体」や「モーション中のガード」といった、他武器にはないロマン要素がある。「ただの武器には興味ありません!」という人にはぜひ一度使っていただきたい。
というわけで、タイトルの強い?弱い?問題に答えるとしたら、「状況・腕次第」ということになりそう。無難な答えである。
いわゆる「最適解」にはなりにくく、特定のモンスターに対してものすごく有利ということ無さそうだけれど、汎用性の高さではトップクラスの武器なんじゃないか、というのが現在までの印象。