以前、「アケステを机の上に置いて椅子に座って操作すると位置が高すぎる問題」に直面し、アケステを置くのにいい方法はないかなーと思って色々調べた所、スチールラック(メタルラック)で組むのがいいよ、という情報を見つけ、このブログにもそのことを書いたりした。
家庭用アーケードスティックの置き方 - 思考だだ漏れノート
その時は、スチールラックは結構高価だし、使っていたアケステが『鉄拳4スティック』という、筐体自体が比較的薄いものだったので、結局スチールラックは買わずに、椅子の方を高くするという一時しのぎ的な方法で、我慢して机で格ゲー等をプレイしていた。
- 出版社/メーカー: ホリ
- 発売日: 2002/03/28
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材料・構造
買ったスチールラックのパーツは以下のとおり。全てアイリスオーヤマ製。
- 棚板61cm×46cm 一枚 1,780円
- ポール59.5cm 四本 518円*4 2,072円
- サイドバー 46cm 二本 628円*2 1,256円
- サイドバー 61cm 698円
計5,806円。思ったより安く済んだ。
構造としては、60cmのポールの一番上に棚板を載せ、サイドバーを前と左右につけて補強する、というかなりシンプルな感じにした。
この構造だと、安定性には若干不安がある。本当はもっと大型にして、モニタごと載せるような構造にしたほうが重量も増してイイカンジになるだろうけど(下記リンクの方がそんな感じのものを作られている)、場所が無いので諦めた。いずれそういうものを作ってみたいところである。
バーチャスティックプロ改造それから - MONO-time - 楽天ブログ(Blog)
また、高さを60cmにしたのは、上にRAP2を置いた時の高さをブラスト筐体と同じ65cmにするため。
ビュウリックス筐体・ブラスト筐体の寸法 - 思考だだ漏れノート
本当は木製の棚板にしたほうが使いやすいんだろうけど、近所に売っていなかったし、少々値が張るし、どーせアケステしか載せないし、アケステの底板にすべり止めを貼ってあるから網棚でも滑らないだろう、と思い普通タイプの網棚状の棚板を買った。要するにメンドーだったのである。通販なら普通に売ってる。
[rakuten:perfect-space:10002139:detail]
あと、工具としてハンマーがあると棚板などを嵌めるときに多少便利。専用のゴム製ハンマーもあるが、普通の金槌の下に厚めに布を敷いて叩くという方法でもまぁなんとかなる。
完成
組立は非常に簡単で、以前にも別のスチールラックを組んだ経験があったので、ものの五分ほどで終わった。ので、過程は省略して完成品がコチラ。
組み立ててみたところ、床から天面までの高さが60cmよりも2cm程短くなったので、ポールの下端についている高さ調節ネジで高さを調節した。
使用感
↓デスクに置いたパソコンモニタでXbox360のゲームをプレイ
で、肝心の使用感について。
まず安定性についてだが、予想していた程度。といった所。アーケード筐体並みにド安定とは言えないが、ガタガタして操作できないということも無い。今のところ、普通にプレイする分には全く支障はない。膝置きと比べるとかなりの改善。
構造的に台の歪み・たわみが心配だったが、アケステを操作する程度ではそれは全く問題ない感じ。安定性が落ちる原因はどちらかというと台の軽さによるズレの方。これはサイドバー部分に足を載せれば緩和されるが、だったらサイドバーじゃなくて棚板を底につければよかった気がしないでもない。付け足そうか思案中。ただ、棚板だと椅子の足と干渉するという別の問題が発生してしまう。
あと、これは個人的な話だが、台の上にアケステを載せた状態で机の下に格納できないのが地味に不便。
色々書いたが、5,000円強で作れたことを考えると、コストパフォーマンス的には十分満足な出来。膝置きがしっくりこないという人は、試してみてはいかがだろうか。