ここ三日ほど、趣味で作っているホームページをいじいじしていたため、ブログの更新がおろそかになっていた。
どのようにいじいじしたかというと(なんだ、いじいじって)、「bootstrap」とかいうやつを導入したりしていた。
bootstrapとはなんなのかというと、ツイッターが公開した、CSSのフレームワークのことらしい。要するに、ウェブサイトのデザインを簡単にできるようにするためのモノだ。
簡単と言っても、実際に使ってみると難しい。何がむずかしいかと言えば、リファレンス、つまり公式サイトから見られるbootrtrapの取扱説明書のようなものが英語のものしかないため、英語力がイマイチな僕にはなかなか読みこなせないのである。
かといって日本語で解説しているサイトを探そうとしても、全てを解説しているサイトは無い。なぜならbootstrapはかなり新しいものだから。
なので断片的な情報を頼りに使い方を模索するしかない状況なのだが、どうやら一年ほど前にbootstrapのバージョンが2.0から3.0に上がり、そのときに仕様が結構変わったらしく、古い情報を見てそれを使ってみても上手くいかなかったりする。結構辛い。
はたしてこんな出来たてで仕様がコロコロ変わるようなものを使って意味があるのだろうか、と思わないでもないが、面白いテクニックを発見したり、それを実装して動かしたりするのが楽しくてついやってしまう。いわゆる良い意味の方の「ハマっている」状態である。
bootstrapの特徴は、レスポンシブデザインに対応しているということ。レスポンシブデザインとは、同じページをスマホやタブレットやパソコンなどの異なるデバイスで見てもキチンと表示されるように工夫したデザインのことである。
最近気づいたのだが、はてなのトップページもレスポンシブデザインに対応している。パソコンのブラウザではてなのトップページを表示し、ブラウザの幅を縮めていくと、途中でスマホ用のデザインにパッと切り替わるはずだ。これがレスポンシブデザインの典型例だろう。多分。
一見便利でスマートな感じがするレスポンシブデザインだが、必ずしもメリットばかりでは無い感じもする。デバイスによって見え方が変わると、場合によっては見る人に違和感を与えかねないかもしれない。
そしてなにより、デザインするのがめんどくさい。それを簡単にするためにbootstrapのようなものがあるのだろうが、それを導入するのもまためんどくさい、というのが現状である。少なくとも僕にとっては。
前々から話には聞いていたが、プログラミングのようなIT系の技術は、英語ができるか否かで情報へのアクセスのしやすさに大きな差がある、ということを今更ながらに実感している。これも一種の情報格差というやつだろうか。
こないだ暇だった時に図書館で村上春樹の小説の英語翻訳を読んでみたらなんか結構面白かったので(2時間で10ページくらいしか進まなかったけど)、これを機にもう一度英語を勉強し直してみるのもいいかもしれない。興味のあることを通じれば学びやすいってよく言うし。
自慢じゃないけど、いや、やっぱり自慢にしか聞こえないだろうけど、っていうか自慢だけど、って自慢って言うほど大したことじゃないかもだけど、自分はセンター試験の英語で200点満点中190点をとったことがあるが、ネットでその辺に転がっている英文を読むだけでも苦労する。それでいいのかセンター試験、と思わないでもないが、落ち度があるのはやはりそこで英語力の成長を止めてしまった僕にあるのだろう。まぁ、ぼちぼちやっていこう。
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