rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

PS4版『ドラゴンクエスト11』メインストーリークリアの感想をなるべくネタバレせずに書きたかった

 ここ3日ほど、食事と睡眠以外の在宅時間をほぼ全て費やしてようやくメインストーリーをクリアした『ドラゴンクエスト11』の話をしたい。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

 話をしたい、のだが、ネタバレはなるべくしたくない。ほんのわずかでもこれからプレイする人の楽しみを奪うようなことはしたくない。

 でもどんな風にプレイしたのかは書き残しておきたい。だったら日記にでも書いておけばいい、という話だが、ブログ中毒の自分にとって誰かが読む可能性ゼロの文章を書くのはモチベーション的に辛いのである。悲しいサガ。

 というわけで、以下、全力でネタバレを避けながらどんなことを書けるのか、ということを模索しながら進めていきたい。きっと駄文になると思う。あらかじめ謝っておく。

 それでも100%ネタバレが無い文章になるという保証はない。自己責任で読んでいただきたい。こんな記事を読む前にさっさとプレイしてるだろうけども。


 で、ドラクエ11。面白かったです。面白かったですよ。ええ。これはネタバレじゃないよね? もはや疑心暗鬼。

 年に2、3本、出会えるか出会えないかの「寝る間を惜しんでプレイするタイプのゲーム」であった。

 最近やったそのタイプのゲームは、過去の記事を見返してみると、直近が『ウィッチャー3』でその前が『ポケットモンスター サン』だった。って、どっちも今年じゃん。もう3本出てるじゃん。

 『ギルティギア イグザード レヴツー』も相当やりこんでるけど対戦ゲームはちょっと違う感じだし、『モンスターハンター ダブルクロス』もやったけどあれも作業感強いし。

 とにかく早くストーリーを進めたくて延々とやっちゃうあの感じ。小説を読んでいるときも似たようなゾーンに入ることがある。最近はほとんど無いけど。


 次は何について書こう。ネタバレせずに。

 ロード時間の長さがちょっと気になったかな。って2番目に言うことがそれかい。だって言えること見つからないんだもの。

 開発スタッフがイベントで語った話によると、開発当初はルーラで街に移動したときのロード時間が非常に長くなってしまい、その対策として「まずルーラで街中の井戸に移動し、プレイヤーが井戸を登っている間にロードする」という「井戸ルーラ」のシステムが検討されていたという。

 ロード短縮のための諸々の努力によって製品版では井戸ルーラは廃止されたわけだが、その話を知ってしまってから急にロード時間が気になりはじめてしまった。

 他のゲームと比べて極端に一回のロード時間が長いわけではないのだが、ロードの頻度が多いため場所によっては結構気になる。

 しかもドラクエはルーラで複数の街を行ったり来たりするゲーム性。ほんのちょっとの用事のために別の街に行って戻ってこようとすると2回のロードが挟まる。流石に辛い。ドット時代なら一瞬だったのに。

 また、ゲームプレイ上では明らかに不必要な通路がいくつかのポイントに存在している。おそらくそこでバックグラウンドロードを行っているのだろう。発想としては井戸ルーラと同じと言える。

 特にゲーム後半になるにつれてルーラの移動が増えていき、クエストで行き来する機会も増える(クエストは公式サイトに書いてあるからネタバレじゃないよね?)。

 もしオープンワールドだったら建物の出入りのロードは無くなるのだろうが、その分ルーラした時のロード時間は増えてしまうだろう。この辺はハードの限界かもしれない。PS4 ProとかSSDだったら早くなるんだろうか。


 今更だが、ドラクエって、堀井雄二だなぁ、と思う。3つめがそれ??

 もっと正確に言うと、「堀井雄二的」なものが、初代ドラゴンクエストから最新作まで、脈々と受け継がれている。それってスゴイ。言葉で言い表せないくらい。

 もちろん鳥山明のデザイン力やすぎやまこういちの音楽もすばらしいのだが、堀井雄二的な物語と文体はもはや絶対にドラクエに欠かせないものとなっている。

 ちょっとしたキャラの言葉遣いやストーリー展開、大げさに言えば「人間の在り方」が、本作も実にドラクエらしさに満ち溢れている。

 マンネリ感が100%無い、と言えば嘘になってしまうし、特に8以降はセルフオマージュ的な展開が露骨に増えてもいる。

 しかし、変わらない、ということは悪いことばかりではなく、安心を与えてくれる面もある。

 そして変わらない世界観、世界の「手触り」の上に、毎回必ず新しい「遊び」を用意してくれているのがドラクエシリーズ。

 ゲームは遊んで楽しいものでなくてはならない。その一点に向けて全ての要素がチューニングされているのがひしひしと伝わってくる。

 PS4の最新グラフィックスとサウンドに、ドラクエらしい物語・文体・遊びが的確に導入されている。それがPS4版ドラクエ11である。面白くないはずがない。3DS版はどうなっているのだろう。


 うーん、最後のほうが前に書いた記事と似てきてしまった。まぁ変わらないのが良いってこともあるんじゃないかな。開き直り。

 メインストーリークリアということで……まぁアレがアレでアレなわけだけど、ネタバレ防止のために伏せておこう。いやぁ、アレがアレだなぁ。アレってなんだ??