訳あって突然iPhone8を入手してしまった。今までガラケーとiPod touch(6th)で過ごしてきたので正直戸惑いまくっている。
まずデカイ。4インチのiPod touchと4.7インチのiPhoneではその差は歴然。重さももちろん段違い。手に収まりにくいサイズ感も相まって、iPhoneの方が倍くらい重く感じる。あくまで体感で。
画面が大きくなった分情報量が増えたのは素直に嬉しいところ。ニュースアプリやSNSが格段に見やすくなった。しかし操作は確実にやりにくくなっていて一長一短。
処理速度はさすがに最新スペックだけあってバツグンに早く、アプリの切り替えも非常に早い。家で5年使ってるMacBook Airより快適かも。
指紋認証はフツーに便利。まぁ今までiPod touchにロックかけてなかったけど。
ホームボタンが物理ボタンではなくなったが、すぐに慣れた。むしろ故障の原因になる物理ボタンが減ってくれて嬉しい。
ホームボタンには振動によってクリック感をシミュレートする機能がついているわけだが、画面に対する特定のタッチ操作に対しても振動でフィードバックしてくれる機能があり、これが地味に便利。正式名称は「システムの触覚」というらしい。
例えば「下に引っ張って更新」という操作をした時に、プルっと震えて触感で知らせてくれるので、操作が成功したかどうかがわかりやすい。タッチパネルの欠点を補うナイスな仕様と言える。
ゲームも色々やってみたが、やはりデカ画面の恩恵は大きい。5インチのPS Vitaに近いので携帯ゲーム機としても十分なスペック。
外出して使ってみたが、家の外で使えるのは便利。当たり前すぎるがそのとおりなんだから仕方ない。地図も使えるしポケモンGOも出来る。サクサク動くのでもはや家でパソコン使ってネットやるのとほとんど変わらない。
以上の通り、もちろん最新型のスマホなだけあって便利度はメチャクチャ高いわけだが、一方でiPod touchとそれほど差がないようにも感じる。
これまで使っていたiPod touchは第6世代で、スペック的にはiPhone6とiPhone6Sの中間程度らしく、ユーザー体験としてはそこからそれほど進化していないのかもしれない。まぁそんなことは自分以外にも散々言われてるだろうけども。
自分としてはなによりサイズの変化による操作感の変化が劇的なので、そこに慣れるまではまだなんとも言えないというのが正直なところ。
現に今もiPhoneからこの記事を書いてるんだけど、ものすごく違和感がある。普段の三倍くらい時間がかかっているし、明らかに文章そのものにも影響が出ている。なんというか、普段とサイズの違うキーボードでタイピングしてるような感じ。
ぶっちゃけ人間が片手で操作するなら3.5インチのiPhone・iPod touchが限界だったんじゃないかと今でも思っているが、時代の変化にあらがっても仕方ないのである。これも運命(さだめ)。
ともあれ、慣れたら便利なことは間違いないので、頑張ったり工夫したりしてなんとか使い倒していきたいところ。宝の持ち腐れにならぬように。
Apple docomo iPhone8 Plus 64GB A1898 (MQ9K2J/A) スペースグレイ
- 出版社/メーカー: Apple Computer
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る