先日Amazonのタブレット端末『Fire HD 10』の新型2019年モデルが発売された。
【Newモデル】Fire HD 10 タブレット ブラック (10インチHDディスプレイ) 32GB
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2019/10/30
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
CPU性能がアップし、ベースとなっているAndroid OSのバージョンが5から9へアップしているらしい。ただしRAM容量は2GBのままで据え置き。その他詳しくはAmazonのスペック表をチェックすべし。
自分は2017年モデルのFire HD 10を現在も使用中。去年12月のサイバーマンデーでセールになっていたのを購入した。いい機会なので11ヵ月使ってきた感想をまとめておく。CPUとOS以外は新型とほぼ同仕様なので何かの参考になるかもしれない。
Fire HD 10(2017)を11ヵ月使った感想
まず前提として、非公式の導入ツールを使用してGoogle Playおよびその配信アプリをインストールしている。なお2019モデルも同様に非公式の方法でGoogle Playを導入できるらしい。詳しくはググろう。非公式なのでご利用は自己責任で。
最初に結論を書いておくと、満足度はかなり高い。webサイト(Google Chrome)、動画鑑賞(YouTubeやAmazonプライムビデオ)、電子書籍(Kindleや各出版社の無料アプリ)などが主な用途。
フルHD画面はやはり迫力があり、特に動画やマンガを見るときはiPhoneの代わりに使うことが多い。
スペックは最低限だが軽い作業なら操作がもたつくことはほとんど無い。一時期やたらと処理がもっさりしたことがあったがクリーンインストールしたら元に戻った。
ゲームに関しては厳しめ。『グランブルーファンタジー』をたまにやるがロードが長く救援に間に合わなかったり。大画面でイベント見るのには使える。自分は購入してないけど『マインクラフト』はちゃんと動くらしい。
Twitchなどの動画をオーバーレイで再生できるアプリもちょっと辛く、アプリが落ちたりする。1度に使えるアプリは1つまでのシングルタスク専用機と思った方がいいだろう。新型もRAMは据え置きなのでこの辺は変わらないかもしれない。
電池の持ちは十分。そもそもこのサイズのタブレットは家の中で使う人が多いだろうから電池切れの心配もあまりないだろうけど。
イヤホン・ヘッドホンジャックがついているのはやはり便利。iPhoneを使っているとしみじみそう思う。寝ながらBluetoothイヤホンを使っていると朝起きたら電池切れになっていることが多いがその心配もない。昔はコレが当たり前だったんだけど。
そのBluetoothイヤホンもちょくちょく使うが、接続は良好。安いからといって安定しないなんてことは無い。
フィルム無し、ケース無しで使っている。どうせ安いので壊れたら買い替えよう、の精神で。風呂場にもそのまま持ち込んでいる。廉価デバイスならではの気軽さ。
ダイソーの金属製タブレットスタンドをマジックテープで本体に貼り付け、常時スタンド有り状態で使っている。重さがかなり増してしまうことを除けばどこでも縦置き・横置きできてかなり便利なのでオススメ。
そんな感じで便利に使っているFire HD 10(2017)だが、一番の不満点はOSのバージョンが古くGoogle Playを導入していても対象バージョン外で使えないアプリがあること。
具体的にはグラブル専用ブラウザ「SkyLeap」やクラウド保存テキストエディタ「SimpleNote」などが非対応。このためだけに2019モデルを買いたいくらいである。今使ってる2017モデルは家族に譲って。
でももったいないのであと1年くらいは2017モデルで我慢する予定。とにかくネットコンテンツ閲覧デバイスとしてのコスパは異常に高い(ただし要Google Play)すばらしい商品。覇権企業Amazonならでは。このまま業界独占状態だといずれ値上げが始まりそうなのでライバル企業の登場を期待したいところである。そんなことを考えつつ今日の記事は終わり。