最近iPod touch(第六世代)で『Minecraft: Pocket Edition(PE版)』をプレイしている。
MinecraftはPC版を既に持っていて散々遊んだのだが、スマホ版の移植度や操作性に興味があり、iPod touchを買い換えた際にApp Storeのウィッシュリストに入れていた。
しかし当然のようにそのまま忘却。それを去年の年末あたりにふと思い出し、ちょうどやるゲームが無かったので購入してみたのである。
操作性について
まず操作性に関しては、やはり慣れないタッチ操作はしんどい。
そもそも元々PCのマウス&キーボード用に開発されたゲームをほぼそのまま移植しているのだから、操作しにくいのは当然といえば当然。
しかしそれにしても、もうちょっとタッチ操作向けに最適化した操作体系を作り直すことができたんじゃないか、という印象はある。視点操作しようとしたら間違って村人を殴ってしまうなんてPC版ではありえない。かといって具体的なアイデアがあるわけじゃないけど。
そんな操作性にも関わらず、PE版は子どもたちに大人気らしいというのだから、いかにMinecraftというゲーム自体に魅力があるかがわかるというもの。最近はWiiUとかでやっている子どもも多いのかもしれないが。
数時間プレイして慣れた結果、ある程度ストレスは減ったが、エンダードラゴン討伐のように高いアクション性を求められる場面を上手くこなせる気がしない。
あと、アイテムバーやインベントリのサイズが最近の大型画面のスマホに最適化されているようで、iPhone 5/5S/SEと同じ4インチのiPod touchだと小さくて押しづらい。まぁいまどきこのサイズのスマホを持っている人見かけることも稀だし。
こうなるとやはりスマホ用のコントローラーが欲しくなるわけだが、そこまでしてやり込むことも無いと思うので当面は見送りたい。

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移植度について
次にPC版からの移植度についてだが、プレイしてほとんど違和感が無いほど高くなっている。
というかちょうど自分が購入した日の直前である2016年12月10日にバージョン1.0、つまり正式版のアップデートがあり、エンダードラゴンやジ・エンドが追加されるなど、よりPC版に近づいたらしい。その影響でApp Storeのトップに上がっていたのを見かけて購入したのかも。覚えてないけど。
むしろPC版には無い要素もいくつかあり、樹木にツタが生えていたり、倒木が落ちていたりして、かなり新鮮。未だに村人と交易ができないのはちょっと残念だけど。
そういえばボートの二人乗りなんかもPE版から移植されたものだった。Mojang的にはPCではなくスマホやコンシューマー機をメインのプラットフォームにしていきたいのかもしれない。
処理速度について
iPod touchだと動作が重くなったりアプリが強制終了してしまったりするかな、とも思ったが全然そんなことはなく、むしろかなり快適。
流石に長時間プレイしていると本体が熱くなって画面がカクカクしてくるが、それ以外では全く処理落ちなどは無く、アプリ切替時以外で強制終了することも一度はなかった。オートセーブなので強制終了でデータが巻き戻ったりすることも無い。
まぁこれはiPod touch(第六世代)が地味に高性能なおかげもあるだろう。なにせiPhone6/6 Plusと同じA8プロセッサを搭載しているので、そこらへんの安いAndroidスマホよりもよく動く。
一方で、今世代iPod touchの弱点である電池容量の少なさの影響もモロに受けており、プレイするとみるみるうちに電池が減っていく。おそらく3~4時間くらいが限界だろう。携帯ゲーム機として考えればかなり短い。自分は出先でプレイしないからあまり関係ないのだが。
といった感じで、たまーに時間があるときにMinecraftをやる日々。操作性には難があるが、そのおかげで細かい作業をやる気が起こらず、のんびり散歩したり適当な建物を適当に建てるというスローライフなプレイスタイルになっており、むしろ新しい感覚で楽しめている。思わぬ収穫。

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