年末年始にやろうと思っていたアサクリオリジンズを思ったより早くクリアしてしまったので、次にやるゲームを探した結果、たどり着いたのが『FINAL FANTASY VII』のPS4リマスター版。
FF7といえばリメイク版の製作が発表されて久しい。その後の開発情報がなかなか出てこず、FF7が出るのと村上春樹がノーベル賞を取るのはどっちが先か、みたいな状況になっている。
一般的には名作と呼ばれているけれど、個人的にはリアルタイムに一度プレイしただけなので内容をあまり覚えていなかったりする。だいぶ幼かったし。なので早めに予習しておこうと前々から思っていた。ちなみに暫定マイ・ベストFFは8。
なおタイトル後のメニュー画面からリメイク版のPVを見ることができる。ハードル上げ過ぎじゃないか。大丈夫か。
実際にプレイしてみるとやっぱし内容をほとんど覚えてないことがわかる。
クラウドが女装するのってイメージよりも早いんだね、とか、テロ組織がいる現場に社長がのこのこ出てくるっていくらなんでもありえなくね? とかいろんなことを思いながらプレイ。
それからFF8に負けないほど「大人」なテーマが多いことにも改めて気付かされる。
神羅カンパニーVSアバランチという企業対テロ組織の構図から、スラム街に住む人々、さらに蜜蜂の館やコルネオの屋敷(地下室にわざわざ「お仕置き部屋」まである)などのアダルト描写まで。少なくとも小学生がプレイして理解できる内容ではない。
FF7というゲーム史に残るような名作が、社会の暗い部分をここまで描写していたのって、結構スゴイことなんじゃないかと改めて思う。
にも関わらず、敵も味方もスーファミのような軽いノリなので結構明るく見えるのもFFらしくて良いところ。
システム面で言うと、とにかくフィールド画面で移動できる場所がわかりにくかったり、戦闘中のターゲット選択がやりにくかったりと、製作陣が3D表現に慣れてなかったんだな、と思う点が散見される。時代が時代だけにしょうがない。
一方バイクのミニゲームではなかなかテンションが上った。演出の良さといい、操作性の爽快さといい、こちらは時代を感じさせない楽しさがあった。
難易度はかなりヌルめで、序盤は魔法を連発してれば大体なんとかなるバランス。インターナショナル版準拠なので獲得経験値も増えている模様。
オリジナルには無かったいわゆる「公式チート」機能として、3倍速、戦闘時のパワーアップ、エンカウントなしの3つの機能が使える。ストーリーだけ楽しみたい人でも安心。自分は今のところ急ぎたいところだけ3倍速を使っている。
今のところアサクリのコンプリート要素埋めと並行してちょっとずつプレイしている。スト5もやっているのでなかなか進まないが、まぁそのうち終わるだろう。なんにせよ早くリメイク版をやりたいところ。このままお蔵入り、なんてことだけは勘弁していただきたい。
アルティメット ヒッツ ファイナルファンタジーVII インターナショナル
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