年末に遊ぶゲームをPSストアで探していて見つけたのが『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』。
2012年にオリジナル版が出たときから、本作の存在自体は知っていた。Xbox 360を持っていたし、同じカプコン製のモンハンも散々プレイしてたし。
でも手を出そうとはしなかった。なぜかは覚えていない。過去記事によるとどうやら『スカイリム』や『アルティメットマーヴルVSカプコン』などをプレイしていた模様。
rhbiyori.hatenadiary.jp
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いかんせん10年以上昔のゲームなので、ゲーム性全般の古さは否めない。ちなみに続編の『ドラゴンズドグマ2』が来年発売予定とのこと。10年以上経って続編が出るのもスゴイ話。間にオンライン版があったらしいけども。
「オープンワールドアクションRPG」という超人気ジャンルゆえに、ゲーム性の陳腐化も早い。PS3、Xbox 360世代のゲームゆえ、3D表現がかなり地味なのが特に気になってしまう。
しかしその「古さ」を差し引けば、シンプルでとっつきやすいアクションRPGとして楽しめている。
基本行動は通常攻撃とスキルの2つ。スキルは自動回復するスタミナを消費して発動。3人のNPCとパーティーを組んで戦闘。と、変にヒネった要素がない。
昔ながらの古式ゆかしいRPGの文法をきっちり守っているのもわかりやすいポイント。お金を稼いで装備をバージョンアップ。ダンジョンを探索すると宝箱から強いアイテムが手に入る。「誰がこんなところに宝箱を置いたんだろう?」などというツッコミは野暮である。
アイテムを地面からゴソゴソ拾う感じや、大型ボスとの戦闘など、色々なところにモンハンっぽさを感じる。正確に言うと「10年くらいのモンハン味」である。
鉱石を掘るのにわざわざピッケルを持たないといけないあたりは、完全に昔のモンハン。ピッケルは『MHW』で廃止されたので最近のプレイヤーは知らない人も多いかもしれない。
モンハンの「乗り」よりも早く、本作には「しがみつき」という要素が実装されている。しかも乗りより自由度が高く、モンスターの好きな場所にしがみついて攻撃できる。
ストーリーやムービーのアッサリ感も、昔のモンハンっぽさみたいなものだと考えれば、ゲームプレイ部分に集中しやすい長所とも言える。オープニングの「ドラゴンに襲撃されて力に目覚める」という1mmの捻りもない王道展開が逆に清々しい。
とりあえず主人公はファイターで始めた。一閃突きがものすごく強い。なぜか一閃突きを強化する指輪が倉庫に入っていて、それを装備したらますます強くなった。
メインポーンもファイターにしてみたが、これは失敗だったかもしれない。お下がりの装備を着せようと思ったが。他のジョブにしたほうが装備を使い回せることに後から気づいた。
転職できるところまで来たので魔法ジョブに転職させてみようか。
年末年始はまったりドラゴンズドグマをやっていきたい。グラブルリリンクが出たらそっちに移行する予定。
来年までセールで500円以下なので、ゲームの歴史を味わいつつアクションゲームを楽しみたいならオススメ。
ちなみにDDもグラブルも「最初に登場する味方の女騎士のCVが沢城みゆき」という共通点がある。だからどう、というわけではないけれど。