追記(2024/03/14)
バージョン1.1.1のアップデートでラカムのジャンプ△のダメージ上限が大幅に引き下げられ、下記の戦法は使えなくなりました。
『グランブルーファンタジー リリンク』。ラカムの究極武器がドロップしたので早速鍛えて使ってみた。噂に聞くジャンプ△攻撃戦法で。
噂になるだけあってめちゃくちゃ強かったのでその説明をしてみたい。
ジャンプ△一発で最大200万超えのダメージ
ラカムのジャンプ△攻撃は近距離の敵に最大8ヒットするショットガン状の射撃攻撃。右下には「落下攻撃」と表示されるがどう見ても落下はしていない。
特筆すべき点は一発当たりのダメージ上限が非常に高いこと。
スキル「カタストロフィLv25」「ダメージ上限Lv65」でダメージ上限を上げることで弾丸一発当たり約25万ダメージ、さらに「紙一重Lv15」をつければ約27万ダメージ。全弾ヒットすれば合計200万以上のダメージを叩き出せる。もはや一発ごとに奥義を撃っているレベルのダメージ。
特にプロトバハムートのように一方的に攻撃できるチャンスが多い敵と相性がよく、タイム短縮が見込める。クリア後の評価に「ぴょんぴょん」がつくので「ぴょんぴょんラカム」とも呼ばれる戦法。
ただしジャンプ△のダメージ倍率(攻撃力に乗算される倍率)自体はかなり低く、各種火力スキルをつけられる限りつけなければ、ダメージ上限に届かない。
スキル構成
画像はクリティカル率100%の状態で「カタストロフィLv25」「攻撃力Lv50」「渾身Lv15」「クリティカルダメージLv16」「暴君Lv16」「捨て身Lv16」「集中砲火Lv16」「裸一貫Lv30」「有利属性変換」「コンボボーナスLv4(武器加護)」が発動しているが、これでも弱点や背面以外への攻撃は上限(限界突破で運良く通常攻撃ダメージ上限+20%がついたので26万ダメージ)に届かない。
実戦では相手によって「怯み無効」などをつけて快適に周回したい。ジーンが足りなくてここまでスキルを積めない人もいるだろう。なので味方の攻撃アップバフや防御ダウンデバフも利用したい。
攻撃バフアビリティ持ちのうち、クールタイムが短く有用なキャラはグラン/ジータ、ガンダゴウザ、カリオストロ、ゼタあたり。防御デバフはグラン/ジータ、シャルロッテなど。
オンラインプレイの場合は、攻撃バフアビリティに加えて専用ジーン装備の最大チャージ攻撃で防御デバフをかけられるカリオストロが特に相性が良いと思われる。常時攻撃バフを貼れるロゼッタもよさげ。
ただ動き回る相手は行動阻害系のデバフ(凍結、麻痺、スロウ)が欲しい。火力を取るか安定を取るかは想定する相手とプレイヤーの好みで決めることになるだろう。ランスロット、オイゲン、イドあたりがオススメ。
味方のバフ・デバフに頼る前提であれば、火力スキルの代わりに「追撃」をつけてさらに火力を伸ばす選択肢も出てくる。
アビリティ「スラッグショット」は全弾ヒットさえすれば非常に高火力なので、プロトバハムートのような巨大な相手には裸一貫の効果を減らしてでも採用する価値がある。
ジャンプ△戦法の立ち回り
ジャンプ△攻撃は攻撃方向が固定で、たとえロックオンしていても相手の方向に向いてくれない。射角が下向きなので必ず相手より上から撃ち込まなければヒットしない。
基本は「ジャンプ→△→空中回避→△→着地」を繰り返すことになるが、相手によって高さを変える必要がある。
比較的攻撃しやすいプロトバハムート相手でも、状況によって高さや攻撃タイミングを工夫する余地がある。
人間タイプの敵には低めにジャンプ(×ボタンを短く押す)して当てるほうがフルヒットしやすい。
また×→□をずらして押すことで、打ち上げ攻撃を高めに出すことができ、通常のジャンプより高い位置に到達できる。滞空しているグリフォンなどに有効。
それでも届かないほど高い位置にいる相手にはどうやってもジャンプ△攻撃は当たらないので、□攻撃などで攻撃するしかない。
モーションの性質上、プレイスキルで補えない敵との相性があるのがジャンプ△戦法の欠点。
ただ少なくともオフラインプレイに限って言えば、自分が戦った範囲ではほぼすべての敵にラカムのジャンプ△戦法が有効だと言っていいと考えている。
なぜなら現状実装されている敵はそれほどHPが多くなく、味方の行動阻害アビリティ効果中にジャンプ△を叩き込めばかなりのHPを削れてしまうから。
あまり相性がよくなさそうに見えるガランツァ&マギラフリラのクエストですら、奥義チェイン中に片方のHPをほとんど消し飛ばせるおかげでクリアタイムが縮まる。
モーション時間が長いジャンプ△は小回りが効かない印象を受けるが、実際は近づいてジャンプ△を押すだけで最大ダメージを叩き出せるので、むしろ立ち回りがやりやすくなって生存力も上がると感じる。
ラカムのジャンプ△戦法は他キャラと比べて頭2つくらい抜けて火力が高く、ゲームバランスとしては若干歪みを感じるが、他にもフラジャイルドッジランスロットや打ち上げ→急降下連打フェリみたいな強行動が存在するゲームなので、ある意味バランスは取れているのかもしれない。
火力スキルを乗せきるためのジーン集めが必要だし、なにより究極武器を入手しなければいけないというハードルがあるので、まさにエンドコンテンツにふさわしいご褒美要素と言えるのかもしれない。
ただ相手の動きに合わせてジャンプ△を撃つタイミングを見極める必要があるので、多少のやり込み甲斐はあるものの、単調な戦い方になりがちなのは否めない。スキル「裸一貫」を積む都合でアビリティを使えないのも単調さの要因。
なおラカムはジャンプ△を使わない正攻法の戦い方でも火力キャラとして十分に優秀。アビリティ「荒野の硝煙」を軸にスキル「クイックチャージ」での溜め△連発を軸に、スキル「怒涛」、アビリティ「ダブルタップ」「コフィンメーカー」でアビリティ回しを加速するといい。