- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2014/04/24
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今日もシアトリズムFFCC。ようやく究極譜面のクリティカルバー埋めが4曲ほどできた。このペースでいったら全曲埋めるのは永久に不可能だろう。どうせやらないからいいんだけど。
正直言うと、自分は今までこのゲームをナメていた。ビートマニアみたいな他の音ゲーよりもボタン数少ないし、曲はFFだし、簡単でしょ?と。音ゲーをまともにやったこともないくせに。
冷静に考えてみれば、スライドトリガーの8方向を、スライドパッドもしくはタッチパネルというアナログデバイスを使って入力しなければならない、というのはかなりシビアである。オマケにホールドトリガーなんてのもあるし。
というわけで、クリティカルバー埋めをやるときはかなり真剣に取り組んでいる。
まずキチンと姿勢を正して机の前に座り、滑り止めとしてマウスパッドを敷いた上に3DS LLを置き、カナル型イヤホンを装着し、右手で垂直に持ったタッチペンをタッチパネルの中央に構え、という一連の準備をしたうえで、トントントントンタッチパネルを叩いてプレイしている。ガチである。ガチンコである。画面より前に、もっと向き合うべきものがあるのではないか?
どうすればミスを減らせるかを試行錯誤した結果、最も重要なことは、キチンと画面を見ることと、キチンと曲を聞くことだ、ということがわかった。当たり前である。吐くほど当たり前のことである。しかし当たり前のことが案外出来ていない、ということも、またよくある話である。
画面を見るときは、頬杖をついたりせず、ちゃんと画面をまっすぐ見る。また、余計なものが視界に入らないように、画面が視野の8割くらいに収まる程度に顔を近づけると、集中力が上がる。競走馬が目隠しをして走るのと同じ原理である。間違いなく目に悪いが。
曲を聞くときも、ただ聞くのではなく、ボタン操作がどの楽器に対応しているかを意識しながら聞く。たまに音として存在しない、裏打ちのリズムで操作しなきゃいけないときもあるけど。
TVゲームというと、とかく不毛なものと思われがちだが、必ずしもそうとは限らない。音ゲー、格ゲー、FPSのように、シビアなアクション性を求められるゲームは、人間が持つ五感や、記憶力、瞬発力などの知覚をフルに活用せねばならず、裏を返せば、そのような能力が自然に鍛えられることになる。
問題は、そのような能力を生かせるような場面が、普段あまり無い、ということで、じゃあそれってやっぱり不毛じゃね?という話になるが、うん、ぼくもそう思う。
でもまぁ、趣味として見れば、己の感覚・知覚を磨くというのはそれほど悪くないんじゃないかと思うし、例えば老人のボケ防止なんかには間違いなくゲームが活用できると思う。
それに、「己を鍛える」というカッコつけた言い方をすれば、やっていることはスポーツや武道とそんなに変わらない、ような気もしなくもない。いつか対戦ゲームが学校で必須科目になったりしたら面白いのに。まぁ、少なくとも今世紀中にはあり得ないだろうなぁ。
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
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