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思考だだ漏れノートG

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

GGXrdR日記 実戦で学ぶということ、あるいはプレイヤーマッチをやる意義について

格闘ゲーム GGXrd

 今日はうっかりギルティギアをやり過ぎてしまった。そのことについてお話しいたしましょう。

【PS3】GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-

【PS3】GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-

 ここ数日、ランクマッチを中心にプレイしていたのだが、9段に上がったところで伸び悩みはじめた。

 ちなみにいきなり余談だが、どうやらこのゲームのランクマッチは、どんなに負けが続いても、9段より下の段位にいる間はランクダウンしない仕様らしい。

 つまり極端に言えば、どんなに弱い人でも、ごくまれにでもいいから相手に勝つことができるなら、いつかは9段に上がれる、ということになる。実際の細かい仕様は知らないのでもしかしたら違うかもしれないが。

 とはいえ自分は60戦ほどで9段に上がることが出来たので、それなりに早い方だと思う。うまい人ならもっと早いだろうけど。


 話を戻す。9段になってやって来た伸び悩み。スランプ、という程のものではない。なぜなら原因が自分の実力不足だということはわかっているから。

 どうしたものかと思ってちょっと考えたところ、自分の思考が「ランクマッチ=負けたくない=実戦の中での練習を避ける」という感じになっているのではないか、と仮定した。

 どういうことか。

 例えば対戦中、相手が撃ってきたAという技をガードし、そこに反撃を加えたい、という状況があったとする。

 そして自分が、Aという技に対してはBという技で反撃すれば、必ず反撃が成功する、ということを知っていたとする。

 もしここで「確実に勝ちたい」と思ったら、もちろん攻撃Bを撃つのが普通の発想。

 しかしここであえて、反撃が成功するかはわからないが、攻撃Bよりもダメージが大きい攻撃Cを使うという手がある。

 これにより、その対戦に勝てるかどうかはわからなくなるが、攻撃Aに対して攻撃Cが有効か否かを学ぶことができる。これが「実戦で学ぶ」ということ。

 実際の対戦では、攻撃Aに対して防御手段Dを使ったり、システムを利用したテクニックを使用したりと様々な選択肢があり、更にそれに対する攻撃側の対応もそれぞれが一長一短あって、その応酬が格ゲーにおける「読み合い」を生み出していたりするのだが。


 で、「実戦での練習」がやりたいと思った自分は、勝ち負けがランクに影響しないプレイヤーマッチをすることにした。

 すると、段位は僕より下なのに、腕前が明らかに自分より上、という人達がガンガン対戦を申し込んできた。

 これはおそらく、己の腕前を詐称して初心者をいたぶり悦に浸ることが目的の人たちで、対戦ゲーム界では「初心者狩り」と呼ばれ、その名の通り初心者からは忌み嫌われている。*1

 とはいえこれまでそれなりに格ゲーをやってきた自分。いくらボコられてもそれが己の実力不足だとわかっているので腹も立たないし、むしろいい練習相手になってくれるだろう、くらいの気持ちで連戦を受けて立った。

 そこで気づいたのが、いかに自分の動きが雑で単調だったか、ということ。

 なにしろ相手は上級者。ちょっと雑で単調な動きをしただけで、すべて余さず的確な対処法で返してくれる。格ゲー用語でいうところの「甘えた行動を許さない」というやつである。

 どのくらい雑だったかというと、ちょっと専門的になるが、「このコントローラー、しゃがみ直前ガードしにくいな」ということに初めて気づいたほど。

 しゃがみ直前ガード、略して「しゃがみ直ガ」はこのゲームにおけるかなり基本のテクニック。それをやらずに対戦するなんて、飛車を動かさずに将棋を打つようなものだ。

 他にも(面倒なので全部専門用語で書くが)立ち回りでもっと砕けろを使うべきだとか、起き攻めに2Sを重ねるとか、遠距離Sの牽制を意識させてからダッシュジャンプや低空ダッシュで飛び込むだとか、そういう基本的なところが自分に抜け落ちていたということに気づけた。

 ただし、自分がこれらのことに気づけたのは、僕個人にギルティギアや格闘ゲームについての知識がある程度あったおかげであって、完全な初心者がいくら上級者にボコられても、なにかを学ぶことは難しいだろう。

 初心者の場合は、対戦と並行して知識を得ることが必要。そして今はネットで動画などを見れば誰でも必要な知識を得ることができる。いい時代になったものだ(byシン。金髪ストレートの方)。


 そのようにして己の欠点に気づき、レベルアップした僕は、たまーにだけど、上級者に一矢報いることが出来るようになった。ただし相手が明らかに手を抜いてくれているなぁ、という時だけ。しかもわりと奇襲的な戦法で。


 上手くなるためにはただ対戦するだけでなく、目的を持ってやることが大事だ、ということは頭では理解していたのだが、ランクマッチをテキトーにやるうちにすっかり忘れてしまっていた。

 根本的にそれほど格ゲーが上手くない僕ではあるが、こんな風にしてなにかを学んだり思い出したりできる。これも格ゲーの素晴らしさであると思う。多分。でもジョニーの霧ハメは許さない。エルフェルトの固めも。

*1:ただしたまに「ランクには全く興味が無いのでランクマッチは一切やらずプレイヤーマッチのみプレイする」という人もいて、しかもそういう人に限って大会に出るような本気のプレイヤーだったりして判別に困る