追記(2012/10/27)
ほぼ続編記事、書きました。
続・MacBook Airに適したマウス・トラックパッドについて - 思考だだ漏れノート
先日『Wireless Mighty Mouse』を買ったと書いたが、ジャンクだったためかやはり問題発生。
その問題というのが若干の謎で、「電源をつけてしばらくすると右クリックが出来なくなる」というよくわからない症状。いったん電源を切って入れ直すとまた右クリック可能になる。
右クリックは静電容量式のタッチセンサーで認識するという構造らしいので、おそらく、電源を入れ続けると電気量が少なくなるみたいなことが原因なのではないかと想像している。
まぁ、元々本気で使う予定ではなかったのでそんなに気にしてはいないのだが、実はこのMighty Mouseは僕にとっては結構久しぶりのマウス体験だったりする。Windowsを使っていた頃はトラックボールのM570を使っていたし、MacBook Airに移行してからは、内臓のトラックパッドがメインで、M570を補助に使う感じになっていた。
改めて使ってみると、「マウスも結構便利だな」と思った。まぁ、当たり前である。なにしろマウスは、登場からそのコンセプトがほとんど変わっていないデバイスである。やはり正確にポインタを動かすという目的においては、マウスに勝るデバイスは中々無いだろう。
「なんかもっとMacBook Airの操作を快適にできる方法は無いかな?」と思って、今日は電器店に行ったりして色々考えたので、その経過と結論について記事にしてみたいと思う。需要その他をガン無視して。
Magic Mouse
マウスを使うとしたら、まず候補に上がるのがApple純正の『Magic Mouse』。マルチタッチ機能搭載の上、軽くてデザインもいい。
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MacBook Airでマウスを使うということは、Trackpadを使うよりも、精密で正確な作業をしたいということ。なのにスクロールがタッチでは、あまり精密な操作は出来ない。この言葉遣いが正しいかどうかは分からないが、ソリッドな操作とリキッドな操作が混在して、コンセプトが曖昧になってしまっている気がする。とりあえずMacの純正Mouseを使いたい人や、トラックパッドが苦手だけどマルチタッチは使いたいという人向けのものだと思う。
Apple Mouse
Appleは、『Apple Mouse』という有線のマウスも発売している。
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なんかさっきから文句ばっかり言っているような気がするが、どちらもモノ自体の出来はとても良い。Apple製の名に恥じないデザインとクオリティを持っている。ただ、機能面だけで見るとちょっと…と思ってしまうというだけの話。
Logicoolのマウス
純正が気に入らないならサードパーティ製を選ぶしかない。クオリティの高いマウスを作っているメーカーと言えばMicrosoftやLogicoolなどが挙げられるだろうが、どうもMacでMicrosoftのマウスを使う気にはならない。となると候補となるのはLogicool。エレ◯ムやバ◯ファローは初めからアウトオブ眼中。
個人的にLogicoolで一番気になっているのはやはりと言うべきか『M950』。
LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 10ボタン? M950
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トラックボール
一応自分が使っているトラックボールの『M570』についても紹介を。
LOGICOOL ワイヤレス レーザー式 5ボタン? M570
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トラックパッドは、どうしても使わない指を軽く浮かせてキープする必要があるが、M570は手を本体に預けて操作できる上、手首を動かす必要も無い。疲れにくくて当然だと思う。
Magic Trackpad
で、今日一日マウスについて色々考えた後で、再び内臓のトラックパッドを使ってみたところ「やっぱりトラックパッドってすげぇな」と思った。小学生並みの感想。
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ポインタを動かす、という動作においてマウスはトラックパッドより優れている。しかし、スクロールに関しては、マウスのスクロールホイールよりもトラックパッドのほうが微細な操作をしやすい。このため、トラックパッドはブラウジングなどの場面でより効果を発揮する。
結論
今日一日かけて考えた結果、結局今まで通りでいいんじゃないか、という結論に達した。一周回って元の場所に戻ってきたわけである。果たして今日考えたことはムダだったのか?いや、考えること自体に意味があったのだと思おう。
自分は外部ディスプレイを使うので、クラムシェル用にMagic Trackpadを買っちゃおうかな、とも思ったが、せっかく内臓があるのに買うのはもったいない気がするので、クラムシェルせずに開いたまま外部ディスプレイに繋ぐことにしようと思う。
余談だが、Macは外部ディスプレイを繋いだ時、本体側のディスプレイをオフにすることが出来ない。正確には、オフにしたければディスプレイを閉じるしかない。
しかし、Windowsなら(少なくとも自分が使っているWindows 8 RTMなら)、外部ディスプレイのみをオンにする、ということが可能だったりする。意外なところでWindowsの利点を発見した。そんな一日。