近年のMacBookシリーズの電源コードには、Magsafe電源アダプタが採用されている。つい最近、Magsafe2に刷新されたのは記憶に新しい。
そのMagsafeアダプタであるが、MacBook Airを買ったときに付属品としてついてきた45Wタイプのものが断線してしまった、という件については前の前の記事に書いた。
Magsafe電源アダプタが断線した。買い換えたら充電できなかった。 - 思考だだ漏れノート
紆余曲折あって、現在はApple製ではない、非純正のMagsafe電源アダプタを、某電気街で購入して(その店の値札には「他社製アダプタ」と書いてあった)を使っている。
自分が使っているのと同一品かどうかはわからないが、似たようなアダプタは、Amazonで『純正互換』というような名の下に売られている。どうでもいいけどこのネーミング、紛らわしくないか?
APPLE 45W MagSafe 互換電源アダプタMac Book (L字コネクタ) 保証書同梱品
- 出版社/メーカー: ノーブランド
- メディア: エレクトロニクス
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しかし、買った日その日に、いくつかの問題点に気がついた。
まず、アダプタを刺したまま、MacBook Air本体のイヤホンジャックに刺したイヤホンから音楽を聞こうとすると、ノイズが乗る、という問題。
そして、同じくアダプタを刺したまま本体内蔵のトラックパッドを操作しようとすると、マルチタッチジェスチャの誤動作が多くなる(二本指ジェスチャが三本指のものになったりする)という問題。
なぜこういった問題が起こるか、というと、これはあくまで推測だが、アダプタからノイズが出ていると見てほぼ間違いないと思う。
試しに、アダプタの白くて四角いアレをMacBook Air本体に近づけると、ノイズやトラックパッドの誤動作が増える。おそらく、純正のものより作りが雑なのだろう。
幸い、と言うべきか、アダプタの配置などを工夫すれば、これらの不具合は実用上問題ないレベルになる。ノイズは無音の部屋でカナル型のイヤホンを使うような環境でなければ気にならないし、トラックパッドの誤作動も今のところ全く起こらない。
しかし、ノイズが乗るということが、MacBook Airに予期せぬ悪影響を与える、ということも考えられる。まぁAppleが非純正のものを公認していないのだから、それを使ってなんらかの不具合が生じても、自己責任だと考えるべきだろう。
個人的には、最初に純正品が断線してしまった時点で、Apple製品への信頼性のようなものが崩れてしまって、「まぁ、コレでMacBook Airが壊れちゃってもしょうがないかなぁ」みたいな気持ちが若干芽生えつつあって、なんだかなぁ、という気分である。