『モンスターハンターダブルクロス体験版』のブレイヴスタイルを使った感想をまとめる。今回は操虫棍。
ブレイヴスタイル操虫棍の特徴(ギルドスタイルとの比較)
追加モーション
- 「猟虫連動攻撃」:ブレイヴ状態時、以下の攻撃に連動して猟虫が攻撃する
- 「飛び込み斬り(赤エキス時は「強化飛び込み斬り」、以下同様)」:スライドパッド+Aボタン
- 「叩きつけ(飛燕斬り)」:「なぎ払い」後などにAボタン ※他スタイルにおける溜め発射のように猟虫が回転攻撃する
- 「回避斬り(強化回避斬り)」:「突き」後などにスライドパッド後方+Aボタン ※納刀キャンセル攻撃を含む
- 「印弾」:Rボタン ※ジャンプ中を含む
- 「印当て」:各種連携中にRボタン
- 「ジャンプ斬り(強化ジャンプ斬り)」:ジャンプ中にXボタン
- 「猟虫戻し攻撃」:ブレイヴ状態時、「なぎ払い(強化なぎ払い、Aボタン)」に連動して猟虫が戻る
変更点
- ブレイヴ状態時、回避が「ステップ回避」に変化
- 非ブレイヴ状態時、「二段斬り(強化二段斬り)」「回避斬り(強化回避斬り)」「跳躍」が納刀キャンセル攻撃専用化
納刀キャンセル攻撃
- 「二連斬り(強化二連斬り):Xボタン
- 「回避斬り(強化回避斬り):Aボタン
- 「跳躍」:R+Bボタン
- 「後方跳躍」:スライドパッド後方+R+Bボタン
- 「ジャンプ斬り」:ジャンプ中にXボタン
ブレイヴスタイル操虫棍の立ち回り
ブレイヴ状態になると特定の攻撃が猟虫の発射を伴う「猟虫連動攻撃」になるのが最大の特色。
これにより、従来は「エキス集めの道具」という印象が強かった猟虫のイメージを払拭し、猟虫との連携攻撃で戦うという(多分)操虫棍本来のコンセプトに近い戦い方が可能になったと言える。
猟虫連動攻撃は、
- 「なぎ払い(強化なぎ払い)」で戻る
- それ以外のAボタン攻撃、ジャンプ攻撃、印弾、印当てで飛ばす
- ジャンプ以外のXボタン攻撃は対象外
という感じで覚えるとわかりやすい。まずは「飛び込み斬り」で飛ばし、「なぎ払い」で戻すというところから覚えると良いだろう。
猟虫連動攻撃も通常の猟虫飛ばしと同様に、印弾が無い時は前方、ある時は印弾のついた場所へ飛んでいく。よって印弾を当てておいたほうが猟虫を外す心配が無い。コンボに印当てを組み込むのもいいだろう。
しかし「自動で猟虫が飛んでいく」ということは「飛ばしたくなくても勝手に飛んでいってしまう」ということも意味する。
いざエキスを取りたい時に限って、猟虫のスタミナが足りない、なんてことにもなりかねない。また「赤白で戦いたいのに橙を取ってきてしまう」ということも起こりうる。
またそもそも、猟虫の攻撃力はデフォルトだとそれほど多くなく、スキルやアイテムによる上昇効果も猟虫には適用されない。
ステータスをパワーに振ればそれなりの火力は出るが、そうなると今度は肝心のエキス集めに時間がかかるようになってしまう。
もしかすると「猟虫連動攻撃」のみに特殊な補正がかかっている可能性もあるが、今のところ火力面では未知数。
プラス要素として、MHXXでは猟虫の付け替えが可能になるらしいので、モンスターの弱点属性に合わせて使い分ければダメージにも期待できるかもしれない。2属性付加でボルボロスのように弱点が変わる敵と戦うのも面白いかも。発動する属性は片方だけだけども*1。
それと猟虫連動攻撃時の猟虫の飛行モーションが、やけに出始めが遅いのも気になる。印弾を飛ばすときなどは、自動で飛ぶのを待つよりもR+Xボタンで能動的に飛ばしたほうが早かったりする。
一方、ハンター自体のモーションの変化は他武器種のブレイヴスタイルと比べればかなり少ない部類。
非ブレイヴ状態では「二連斬り」「回避斬り」「跳躍」が納刀キャンセル専用になり、ブレイヴ状態になることで再び使用可能になる、という感じ。
よってブレイヴ状態のモーション・連携はほぼギルドスタイルと同じと考えて間違いない。違うのは回避がステップになることと納刀キャンセル攻撃が使えることくらい。
ステップ回避はかなり強力で、回避後にすぐ他の攻撃に連携できる。ただでさえ機動力の高い操虫棍が、さらに敵に張り付いて戦いやすくなる。
納刀キャンセル攻撃はややクセが強く、モーションの大きい「二連斬り」、下がりながら攻撃する「回避斬り」、そして「跳躍」の3つ。
ブレイヴゲージを溜めるなら、敵に背を向けて「回避斬り」を狙うのが一番早いと思う。少々絵面がマヌケだが。赤エキスありで「強化回避斬り」→「納刀継続」→「強化回避斬り」→…のコンボを繰り返せばすぐにゲージが溜まる。
「跳躍」後のジャンプ攻撃にもゲージ溜め効果がある。ちなみに印弾は納刀キャンセル後か否かに関わらず一切ブレイヴゲージが溜まらない。おそらくダメージが0なのだろう。
総合的には猟虫との連携攻撃でスタイリッシュに戦いたい人向けのスタイルと言える。
ギルドスタイルからの変更点が少なく、ブシドースタイルのようなクセも無いため、わりととっつきやすいのもメリット。逆に自分で猟虫を飛ばして堅実に戦いたい人はギルドやストライカー、エリアルの方が良いだろう。

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*1:猟虫の属性が2種類ある場合、属性値が大きい方が有効となる。同値の場合は同確率でどちらが発動する模様。