『アマガミ』を相変わらずプレイ中。中多紗江と七咲逢のスキBESTエピローグをクリアし、ようやくメインキャラ6人のエンディングに到達できた。
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- メディア: Video Game
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中多さんのスキルートに関しては正直ちょっと感情移入できず。カタルシスが足りないかなぁ、なんてことを思ったり。むしろ今やってるナカヨシルートの方がホッコリ感があって好み。
で、トップクラスの人気キャラである七咲。まぁ、なんていうか、エロいですよね。うん。
変態性という面では他のヒロインに譲るものの、隠し持ったエロさがスゴイ。エロスの擬人化。歩くエロ製造機。圧倒的な強キャラ。温泉七咲=公園本部。
普段はクールでいたずらっぽいのに、実は面倒見が良くて努力家。なんて素晴らしいじゃないですか。その上で主人公をキッチリ誘惑してくる。もうね。これがたまらないわけですよ。うん、少々取り乱しております。
男性が女性に対して抱く理想にはいろいろあるわけだけれど、「包容力」「謎めき」「儚さ」と言った要素を存分に見せつけてくれるのが七咲の魅力。マイルドな綾波レイといった印象もある。しかも根は真面目なので安心感がある。
以下、全キャラのスキBESTエピローグを見た上での感想。
物語としての奥行きやキャラクターとしての魅力を最も感じたのは絢辻さん。麻雀や派生作品に出てくるだけでワクワクするのは絢辻さんならでは。ファラオの呪いで2人に分裂した絢辻さんに左右から罵られるバイノーラル音声を下さい(切実)。
人として一番スキなのは棚町。とにかく健気。ちょっと暴走気味だけど正義感がある。恋愛になると少し不器用になるのもかわいいポインツ。
梨穂子。主人公一途なのはやっぱり唯一無二の強み。色んな意味で安定感がある。リアルなセクシーさもありつつ。主人公をイジるセリフだとラジオの新谷さんに近くなる。
中多さん。オタクキラー。ふかふか。
女性として一番魅力を感じるのが上記の通り七咲。存在が夢。あるいはロマン。
森島先輩。変人。天然。ステキなお姉さん。でもストーリーは意外と王道だと思う。
そんなわけでとりあえず初めての恋愛ゲームに一区切りといったところ。
実際にプレイしてみるまでは「ギャルゲー=エロ目的」と思いこんでいたけど、少なくともこのアマガミに関しては「恋愛シミュレーション」というジャンル通り、エロより恋愛に主眼を置いていると感じた。
はたして大の男が疑似恋愛にうつつを抜かしていいものか、と思う一方で、そういう考え方って家父長制度的と言うかマッチョイズムと言うか、要するに偏見なんじゃないの? とも思う。
そもそも芸術作品において「恋」は一大テーマ。あらゆる人を引きつけると同時に、秩序を破壊し混乱をもたらす危険なものでもある。うん、自分でも何が言いたいのかよくわからなくなってきた。
つまり何が言いたいかというと、恋愛ゲーム=低俗っていう決めつけは安直なんじゃないの?というのが今の自分の暫定的な心境。だからって例えば両親や恋人の目の前で堂々とプレイできるか、っていうとちょっとアレだけど。そんなアンビバレントな感じ。
このまま全エンド達成といきたいところだけど、やりこむほどスキップ時間が長くて退屈なことに気づく。恋愛ゲーム以前にそもそもこういうビジュアルノベルゲームをやること自体ほぼ初めてだった。まぁなんにせよのんびりやっていきたい。