ここ最近、海外メーカーからPS4用の格闘ゲーム向けコントローラーが2つ相次いで発売・発表されている。
1つは発売中の『Razer Raion』。Razerは有名ゲーミングデバイスメーカーで、『Panthera』などのアーケードスティックも手掛けている。

Razer Raion - Fightpad for PS4 コントローラー 格闘ゲーム用 アケコンデザイン PS4/PC対応 【日本正規代理店保証品】
- 出版社/メーカー: Razer(レイザー)
- 発売日: 2019/11/29
- メディア: Personal Computers
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特徴
- 「ストリートファイター」などに適した前面6ボタン
- 同メーカーのゲーミングキーボードと同じタクタイルスイッチを採用
- ボタンが大型なので、アーケードスティックと同様の右手をかぶせるスタイルでの操作が可能
- 方向キーもタクタイルスイッチを採用し、斜め入力がやりやすい円盤型
- タッチパッドやオーディオ端子を搭載。
パーツといい仕様と言い、現在考えうる格闘ゲーム向けコントローラーの要素をすべて詰め込んだハイスペックモデルになっている。まさに「ぼくがかんがえたさいきょうの格ゲーコントローラー」。ボタンや方向キーについてもっと細かいウンチクを語ろうかと思ったけど長くなるのでやめておく。
有名なアーケードスティック開発者が監修しているらしく、Twitterの使用レビューによると「ボタン面が曲面になっていて同時押しがしやすい」など細かい配慮がなされている模様。
ただし豪華仕様だけあってお値段も相応。現在海外販売のみらしく、輸入代も含めると1万5000円近くになってしまう。それなりのアーケードスティックが買える金額。
また本体サイズが日本人にはやや大きめ、方向キーは逆方向(上と下、左と右)に同時押しできてしまう仕様になっている、などの情報もある。個人的には国内販売が開始して1万円くらいであれば購入を検討したいところ。
もうひとつが年内発売予定の『Fusion Fightpad』。
automaton-media.com
十字キーのデザインが名機と名高いセガサターン用コントローラー、いわゆるサターンパッドにそっくりなのが激アツ。前面ボタンの大型化、L2R2ボタン搭載など、キチンとPS4向けにブラッシュアップされている。
前面ボタンパーツはアルプス社製とのことで、おそらくマウスのボタンなどに使われている小型のタクタイルスイッチを使用していると思われる。タッチパッドやオーディオ端子は無し。
先行して発売されたNintendo Switch版のAmazonレビューを拙い英語力でざっと読んだが、なかなかの高評価。お値段も59.99ドルと手が届きやすい。是非国内でも発売して欲しい。
なお自分は現在ホリの『ファイティングコマンダー』を格闘ゲーム用に使っている。色々手を加える必要はあったが純正コントローラーのDUALSHOCK 4よりは操作しやすいと感じている。
rhbiyori.hatenadiary.jp
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できれば国内メーカーにも、より格ゲーに特化したコントローラーを作っていただきたいところ。来年発売予定の『グランブルーファンタジーVS』や『NEW GUILTY GEAR』に向けて新調したい気持ちもあるので。

- 出版社/メーカー: ホリ
- 発売日: 2015/12/17
- メディア: Video Game
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