相変わらず『デス・ストランディング』をプレイ中。ストーリーをクリアして全依頼LOL達成を目標に日夜配送に励んでいる。
徒歩、ジップライン、乗り物(トラック&バイク)と、さまざまな配送手段を選べる本作。実際に試してそれぞれに感じたメリット・デメリットを自分なりにまとめてみたい。
徒歩
配達の基本中の基本、それが徒歩。とにかく歩かなければ何も始まらない。
乗り物も通れない場所やジップラインが無い場所でも移動できるのが最大のメリット。ロープやはしごを使えば高低差もなんのその。
フローターを使えば非常に安全に荷物を運ぶことができるのも良い。あまりにも安全すぎて逆に刺激が足りなくなるレベル。
徒歩ゆえに移動速度の遅さは否めない。スピードスケルトンを使う手もあるが電池の消耗が激しい。
歩くほどスタミナが減ってしまうのでこまめな休憩とモンスターエナジー補給が必要。普段ジップラインや乗り物に頼っていてたまに歩くとスタミナの減りの速さに驚くことうけあい。
ジップライン
一度設置してしまえば高低差無視の高速移動が可能なのがジップラインの良さ。その快適さはちょっとしたチートじみている。
スピードも速いため時間制限がある依頼にも向いている。一気に山を登ると気圧差によるダメージが不安になるが、ドゥームスたるサムにはなんら問題ないらしい。
オマケにジップライン使用中はBTやミュールなどの敵に襲われることが無い。実質無敵。そんなブリッジスにそんな技術があるなら他の設備にも応用してもらいたいものである。まぁゲーム的な都合なんだろうけど。
設置に手間がかかることと、一度に背負える分の荷物しか運べないのがデメリット。
一部の依頼はサムがギリギリ背負いきれない荷物量に設定されていて、ジップラインが使えなくされている。なんてイヤらしいんだ…。
ジップラインが時間経過で劣化してしまうのも欠点。常時使用可能な状態をキープするためにはLv3まで強化しつつこまめに修理する必要があり、かなりの労力が必要になるだろう。
1人のプレイヤーが建設できる本数で全マップをカバーすることはまず不可能。なので他プレイヤーが建てたジップラインに頼らねばならない。運要素も絡んでくる。他人の不要なジップラインは間引いておくと別の場所にまた生えてくる。ジップラインガチャ。
ただ掴まって○ボタンを押すだけで移動できてしまうので、人によっては飽きやすいのもある意味デメリットと言える。贅沢な話ではあるけれど。
高低差が激しい山岳地帯にジップライン網を作るのがオススメの使い方。時間制限のある依頼を受ける前に予めジップラインでコースを作っておくのも良い。
乗り物(トラック・バイク)
徒歩よりも高速、かつジップラインのような事前準備も不要。それが乗り物の魅力。
バイク(正式名称「リバース・トライク」)はトラック以上に速く、高低差にも強い。とにかく急ぎたい時に向いている。
トラックは積載量が圧倒的に多く、複数の依頼を同時にこなすことができる。クール便を劣化無しで運ぶことも可能。
乗り物はミュールやテロリストを轢いて気絶させることができる。キルしてしまうことは無いようなので基本的にはバンバン轢いていい。見た目がかなりアブナイ感じになるが。
ただしミュールの電撃ジャベリン(仮称)にあたってしまうとしばらく搭乗不可能になってしまう。
乗り物はBTが苦手に見えるかもしれないが、実は低速走行すれば徒歩よりBTを避けやすい場面もあったりする。捕まったら急いで降りて振り払いつつ逃げよう。
段差や高低差に非常に弱いのが欠点。特にトラックは絶望的。なぜこんな自然あふれるフィールドなのにジープタイプを用意してくれないのか、ブリッジスを小1時間問い詰めたい。
高い段差から落ちると荷物がダメージを受けてしまうので注意が必要。およそトラック1台分程度の高さであればダメージを1%程度に抑えられるのでLOL取得は可能。
そのため道路を走るのをメインに使っている人が多いだろうが、実はほとんどの拠点間には乗り物のみで移動できるルートがキチンと用意されている。山岳地帯も含めて。
例えば「カメラマン〜エボデボ学者」や「映画監督〜エンジニア」など、ミュールがおらずBTもほぼ出ない比較的安全なルートもある。
よって乗り物はプレイヤー自身がルートを覚えることで使い勝手が向上していく、やりこみがいのある移動手段と言える。
時間制限あり、かつジップラインで運びきれない荷物を運ぶ依頼ではトラックがほぼ必須となるため、全依頼LOLを目指す上ではトラックの利用は避けて通れないハズ。その意味でも慣れておくことをオススメしたい。
ちなみにフローター乗りも乗り物の一種と言えるが、今のところこれといった実用性が見つかっていない。坂道を滑り降りて遊ぶ道具扱い。多分誰かが面白い使い方を見つけていると思うので情報求む。