先日から使い始めた10.2インチのiPad第9世代くん。前から気になっていた「iPadのSkyLeapで『グランブルーファンタジー』を遊ぶとどんな感じなのか」を実際に試す機会がついにやってきた。
で、最初に書いておくと、別にiPadを使ったからといって特段ゲーム性が変わったりするわけじゃない。そりゃそうだ。
処理速度に関してはエントリーモデルとはいえ最新のiPadなので何ら問題なし。もたつきは無くロードも早い。
iPadの利点は画面分割機能「Split View」が使用可能なこと。SkyLeap側の画面分割機能とSafariを組み合わせると最大3画面にグラブルを表示することもできる。
流石に3画面もあると持て余し気味になるが「戦闘画面+Twitter救援ツール+武器・召喚石整理」という形で運用できなくもない。
ちなみについ最近配信されたバージョンのiPadOS 15でSplit Viewの利便性が上がっている。アプリ画面上部の「…」のような3つの点をタップするだけで簡単にSplit Viewが起動可能になった。以前は画面下のDockに登録したアプリしか分割表示できない仕様だったはず。
Split Viewの利点は攻略サイトや動画などを見ながらグラブルをプレイできること。スマホ版SkyLeapの画面分割だと表示領域が小さすぎてTwitter救難ツールの併用くらいしかできなかったが、iPadの大画面であればYouTubeを見ながらの周回作業も捗る。
Split ViewでSkyLeapの表示領域を小さくすると操作しやすくなるというメリットもある。iPadを横向き両手持ちした時にちょうど右手のみで操作できる感じ。ただしアプリによってSplit Viewへの対応状況は異なるので注意。Amazonプライムビデオなどは非対応な模様。
ただこれはタブレット全般に言える話だけど、「大画面+タッチ操作」という操作スタイルそのものがあまり優れているとは言い難い面がある。スマホより持つのが重いし、マウス・タッチパッド操作より可動域が大きすぎる。
その辺を受け入れられるのであればiPadでグラブルを遊ぶのは大いにアリ。ガチガチにやり込む(そういう人はハイスペックPCを使うべし)のでなければメインをiPad、サブをスマホでやるのも良いだろう。