rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

スリザーリンク(囲いパズル)で遊ぶ パズル通信ニコリのことなど

 iPadで遊ぶゲームを漁っていて、ふと昔遊んでいた「ペンシルパズル」をやりたくなった。

 ペンシルパズルとは、クロスワードや迷路のような、紙に書かれたものをペンで解いていくタイプのパズル。昔親が買っていた雑誌『パズル通信ニコリ』が「ペンシルパズル」の商標登録を取得している。

 自分も親が手を出さないパズルをたまに解いていた。難易度「やさしい」の問題しか解けなかった。

 ある時期海外でニコリが作った「数独」というパズルが大流行したことがあった。ちょうどその頃ヨーロッパ旅行に行ったら、フランスのその辺の売店で数独の本が普通に売っていた。こんな遠いところで慣れ親しんだパズルに出会うのが愉快だったので買って解いた。不思議な気分であった。

 特に自分が好きだったパズルは「スリザーリンク」。格子状に並んだ点と1、2、3の3つの数字だけで作られたシンプルなパズル。数字をその数だけ線で囲み、全体で一筆書きの線を書く。お子様だった自分にもルールがわかりやすかった。ほんのり「マインスイーパ」っぽさもある。

 さっそくスリザーリンクを探したら「囲いパズル」という名称で配信されているものが遊びやすかった。「数独」や「スリザーリンク」といったパズルの名称には商標権があり、個々のパズルには著作権があるが、パズルのルールには権利が無い。なので同じルールのパズルを別の会社等が別の名称で販売している。数独はニコリ以外だと「ナンプレ」という名称で売られている事が多い。

 初級、中級、上級の問題がそれぞれ40問ずつ無料で遊べる。さらに課金で問題を追加できる。基本は40問(大きい問題はそれより少ない)で250円。追加問題の数が膨大で、一生かかっても解けなさそうなくらいに量がある。

 大人になってから解くと「仮定する力」が増しているので以前よりも解答力が上がっている。気がする。ニコリの高難易度問題を解いてみて比較してみたいな。

 この超スマホ時代であればペンシルパズルのアプリをいくらでも作れそうなものであるが、ニコリはほとんどアプリ方面の活動をしていない様子。iOSのストアで確認できるのは「スマニコリ」という数独と美術館を解けるアプリ1つのみ。おそらくアプリで商売しようとするとどうしても粗製乱造になりがちなので、それよりも質で勝負できる雑誌や他社への提供でやっていってるのではないかと想像する。

 ボタンをポチポチするだけのスマホゲームは脳を休めたいときには良いが、たまにはこういう頭を使うゲームもいい。飽きたら他のペンシルパズルにも手を出してみたい。