カプコンの対戦格闘ゲームの最新作『ストリートファイター6』が発表され、少しずつ新情報が出てきている
前作『ストリートファイターV』がリリース直後のクオリティにやや難があったため、発表前までは自分の中での期待値はやや低めだった。
しかし新情報を見る内に自分の中の期待値が上がってきている。現状で「ややプラス寄り」くらい。以下、主な情報源は現状の情報がよくまとまっている次の記事。
まず全般的にビジュアルがカッコいい。何を持ってカッコいいとするかは人それぞれだが、個人的には前作ストVよりも好印象。
ストリートカルチャーというコンセプトが一貫されている。ペインティングを取り入れた画面演出や、ヒップホップ系BGMなど。
ビジュアルにコンセプトがあることそのものが好印象。ストVはコンセプトが良くわからなかった。グラフィックもリアルとデフォルメのどっちつかずだったし、発売後にキャラクターの顔グラフィックが差し替えになったことが複数回あったので、世間の評判もあまりよくなかった様子。
新キャラ「ジェイミー」がカンフー映画オマージュ全開なのもいい。「世界中の強いやつらが集まって戦う」という漫画『グラップラー刃牙』的な発想がスト2のコンセプトだったので原点回帰を感じられる。ブレイクダンスという現代的な要素を取り入れているのも若者向けのアピールとして良い。
ストシリーズらしい遊び心がある。
これまで公式Twitterに投稿された情報によると、対戦前にそれぞれのキャラクターの顔がアップになり、表情を操作できるらしい
またダメージを受けると顔に傷やアザができ、勝利演出にも傷が反映されるとのこと。
どう考えても対戦とは全く関係ない要素ではある。しかしスト2にも対戦後の表情がアップになり負けたほうがボコボコになっている演出があったわけで、それへのオマージュとも取れる
シングルプレイヤーモード「WORLD TOUR」の搭載。
これまで格闘ゲームの一人用モードがそれ単独でやりこめるほどのプラスな経験をしたことがない。っていうか格ゲーを起動したら対戦か練習をしちゃうので、一人用モードに手を出す時間が物理的に無い。
しかし天下のストファイシリーズが大々的に作ったモードであれば、少なくとも新規プレイヤーの呼び水くらいにはなってくれるだろうと希望的観測を持っている
従来に近い「クラシック」と、ワンボタンで必殺技を出せる「モダン」を搭載。
どちらの操作体系にも一長一短があり、対戦が成り立つような作りを目指しているという。かなり野心的だ。
簡単な操作と複雑な操作を2系統用意したゲームはこれまでにもあったが、いずれも簡単な操作方法の方が不利になるようなつくりだった。そうでないと複雑な操作方法の存在意義が無くなるからだろう。
プロプレイヤーのようなガチ勢のやりこみは凄まじいので、すぐにどちらが有利か結論が出てしまう可能性もあるが、ぜひがんばって調整して欲しい。