ワークマンの『アスレシューズ ハイバウンス ドリブンソール』を2ヶ月ほど履いている。ランニングではなく普段歩くのに。そろそろ感想を書いてみようと思う。
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ソールにワークマン独自の新素材「バウンステック」を使用しており弾力性が高いのが特徴。
またソールの先端が反り上がっていて、体重をかけやすくなっている。ソールで走りをドリブン(駆動)してくれるらしい。自分は歩いてるけど。
つま先が普通のスニーカーよりもかなり幅広になっているのも特徴。おそらく足が靴の中で前に滑りやすい構造なので、そうなったときに窮屈にならないため幅広にしてあるのかもしれない。
なので普通のスニーカーよりも実際に試し履きする必要性が高いと感じる。自分は他のワークマンのシューズと同じ26.5cmでちょうどよかった。
前身といえるモデルの「アスレシューズ ハイバウンス」はとにかくクッション性にパラメーターを全振りしたような履き心地だった。
そちらと比べるとドリブンソールはよりタイトで安定性があり、一般的なスニーカーに近い履き心地をしている。
長くワークマンの靴を履いてきているので当たり前すぎて忘れそうになるが、1900円でこれだけ履きやすいシューズを買えるのは本来ならば驚異的なこと。今日もワークマンはコスパの向こう側を独走し続けている。
先端の湾曲については、ただ歩くだけだとあまり恩恵は感じない。普段歩くときはそんなにつま先に体重かけないので。
一方、単純に厚底スニーカーとしてちゃんと歩きやすい。クッション性が高く安定感もあるので疲れにくい。
あと背が高くなるのも嬉しい。いや、決して見た目を気にしているわけじゃあない。本屋で高い本を手に取りやすくなるとかそういうことだよ、うん。
ただ立ち止まったときにつま先が反り返るのは多少違和感あり。流石に立ち作業などには向いているとは言い難い。素直に他のスニーカーを選ぶべき。
デザインは良くも悪くも地味。もうちょっと攻めたおしゃれなカラーと、もうちょっとシックなブラックなどがあれば嬉しい。
これに限らずワークマンのシューズはインソールが接着剤で固定されており、剥がすときにちょっとダメージが残ってしまう。インソールを交換しづらいのでできれば接着剤は無しにするか、剥がしやすい接着剤を使って欲しい。
総じて履きやすい厚底スニーカーとして満足して使っている。ランニングをしない人にもそれなりにオススメ。ただ立っている時間が長い人は流石にソールが平たいシューズのほうがいいかも。
ドリブンソールは通気性が良いのでこの時期だとちょっと寒いかもしれない。冬場に履くなら密閉性の高い『アスレシューズ ハイバウンス ストームランナー』のほうがオススメ。ストームランナー履き潰しちゃったから手元に無いんだよね。買おっかな。