rh日和(仮)

モノ、ゲーム、PCなどについてのブログ。

『Broforce』ハードモードをソロクリアした感想

 年末年始、なにか普段やらないゲームをやろうと思いSteamライブラリを漁ったところ出てきた(あるいは「立ち上がってきた」と言うべきか)のが『Broforce』

store.steampowered.com

 80~90年代アクション映画ヒーロー「っぽい」キャラクター、通称「Bro(Brother=兄弟の砕けた言い方)」たちを操る痛快2Dアクションゲームである。

 アクション映画はそれなりに好きだけれど、自分の意思で観たのはコマンドー、ランボー、ブレイドくらい。それでも存分に楽しんだ記憶がある。

 買ったのは2017年なのでいい感じに忘れているのもあり、また遊びたくなった。メインのゲームモードであるキャンペーンモードの難易度ハードを未クリアだったので、そこを目標に。

rhbiyori.hatenadiary.jp

 ゲームのコンセプトだけを見ると「脳筋漢汁満載戦車」みたいな感じだけれど、ソロでクリアしようとすると結構頭を使うゲームだったりもする。

 基本的に全てのBroは一発ダメージを食らうと即やられてしまう。ハードモードは敵の耐久力、察知能力が上がっているので、敵に狙われない慎重な立ち回りが必要になる。

 多くの敵は攻撃方法が真横への射撃なので、上か下から攻めるのがセオリー。地面を掘って敵に近づくのが最も安全。チマチマしていて漢らしくない感じがするが、勝てばよかろうなのである。

 敵と同じくらい厄介なのが爆発物や落石。プレイ毎に配置がランダムなので、ひとつずつ確認しながら処理していくと確実。

 一方、敵の行動ルーチンは「Broを発見→攻撃」というタイムラグがあるため、敵が攻撃を始める前にさっさとステージを駆け抜けてしまうのもかなり有効な戦略。狭い室内や塔の中を登るような場面ではいちいち戦わないほうが手っ取り早い。

 Broの特性を理解するのも重要。メイン射撃だけでなくサブの格闘攻撃にもBroごとに特性があり、方向キー入力とニュートラルで性能が変わるキャラもいる。弾薬を消費するスペシャル攻撃はキャラ変更毎に補充されるので惜しみなく使う。

 機動力の高いBroはステージ攻略に有用。特に空中ダッシュ+地形ができるマトリッ○スのネ○は反則級。ただし敵弾にはめっぽう弱い。

 火力の高いBroはボス戦に強い。一部Broのスペシャル攻撃を連打するだけで、難易度Hardですらボスの体力を大きく削ることが可能。ターミネー○ーのシュワちゃんが出たらラッキー。斜め上を押して敵に張り付きながら撃つとスペシャル攻撃の変身無しでも反動を無視して攻撃できる。

 なお一部ボスは画面下に落とすことで倒せる、もしくは落とすことが正式な攻略法になっている。あらかじめ地面を掘ってボスエリア近づくことでより楽に攻略できたりもする。

 「C」のマークがついたステージをクリアするとアイテムが開放され、各ステージにランダムで置かれるようになる。特にパワードスーツのようなアイテムは飛行でステージを大幅にスキップできる可能性がある。長距離を飛ぼうとすると地面が見えず、そのまま穴に落ちてしまう危険があるが、上手くスキップできたときのリターンが大きいのでぜひ狙いたい。



 操作キャラがランダムだったり、ステージのオブジェクト配置が一部変わるなど、運要素が大きいゲームではあるが、知識と観察で突破できる場面も多い。マルチプレイでドンパチやるのが主眼でありながら、アクションゲームとしてのバランスも絶妙と言える。まさにアクション映画のような奥深さ。

 ハードモードの更に上の難易度として「漢の中の漢モード」が用意されている。こちらは一度やられたBroが二度と出てこなくなる。つまり残機数=Broの人数というかなりのやりこみモード。さすがにこっちをやるかどうかは未定。ハード+漢をクリアしたプレイヤーは果たして何人くらいいるのだろう。

 クリア後にSteamストアを調べたところ、なんと2023年に数年ぶりの追加コンテンツのアップデートを予定しているとのこと。2016年に発売されたのにまだアプデされるとは、よほど人気が続いていたのだろう。是非プレイしたい。


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