PS4の『ウォッチドッグス レギオン』を購入。中古で880円。
帰り道、ふと、これをプレイしたら「『ウォッチドッグス レギオン』を未プレイの自分」は地球上から消え去るんだな、という考えが脳内に去来した。普段はそんなこと無いのに。
せっかくなので本作を「プレイする前の感想」を書いてみたいと思う。需要は無いだろうけども。
ウォッチドッグス レギオンについて知っていること。
まず悲しいことではあるが、各種レビューの評価はあまりよろしくないらしい。Amazonレビューなどもチラ見したことはある。
UBIソフトのオープンワールドゲームは当たり外れがあるが、ハズレの方だったのだろうか。
ロンドンが舞台。『アサシンクリード シンジケート』と同じ。しかし本作の舞台は架空の近未来で、ハッキングをモチーフにしたアクションゲーム。
本作のマップが、サービス終了した無料FPS『ハイパースケープ』に流用された、という話をどこかで見た気がするが、ソースが見つからない。
前作『ウォッチドッグス2』はプレイ済み。それなりに面白くはあったが、強烈なインパクトがあったとは言い難い。『1』は未プレイ。
本作には固定された主人公はおらず、そこらへんを歩いている市民を自由に選択して操作できるらしい。前作まではカメラや自動車をハッキングで操作できたが、今作は「人間」をもハッキングできる、というイメージだろうか。
しかし主人公がいないことがストーリー的な弱さの原因になっているのかもしれない。パッケージ画像が豚のマスクの人物なのも、匿名性を表しているのだろうけれど、あまり吸引力を感じない。
とはいえUBIの技術によって緻密に作られたロンドンの街を散歩できるだけでも、880円は格安。というかそれが無ければ買わなかった。
いや、もしかしたら自由に散歩しにくいゲーム性になっているのかもしれない。それで評価が下がっているのかも。うーん。そういうことをちゃんと調べてから買うほうが損はしないんだろうけど、わからないからこそのギャンブル感も買い物の醍醐味。
UBIと言えば、新作の『アサシンクリード ミラージュ』は原点回帰になるらしい。どうせ原点回帰するなら1をリメイクして欲しかった感はある。アルタイル、カッコいいし。
いい加減、現代編のストーリーを完結させてほしい、とちょっと前までは思っていたけど、最近はもはや完結させる気が無いんだろうなと諦めの境地に入ってしまっている。
オープンワールド作品に関してはマンネリの極地みたいになりつつあるUBIソフトだが、なんだかんだでターゲット層をうまく絞った作品を継続的に作り続けている感はある。
新作の無料FPS『エックスディファイアント』は今夏終わりにサービス開始予定だったが、延期。UBIの他タイトルに登場する勢力が集合するクロスオーバー作品らしいが、果たして「デッドセックが出てる!」とテンションの上がるプレイヤーが少なくとも日本にどれくらいいるだろう。アサクリが出たらさすがに話題になるだろうけど、FPSだしなぁ。
キャラでプレイヤーを集められない日本で流行らせるなら、ゲーム性で勝負するしかない。6対6の対戦となるとライバルは『ヴァロラント』か。どうなるだろう。
話がウォッチドッグスからだいぶ逸れてきたのでこのくらいにしよう。プレイ後の感想も多分書く。